やっとAXNミステリーで配信されて全６話を一気に見る事が出来た。全６話なので都合４時間半の長編映画だと思えば良いのだが、、見始めると途中で止められず結局最後まで行ってしまった(夜メシ前で残るは二話）。
原題は”We Hunt Together”で”一緒に追いましょう”って事になるんだがそれが単純に警察が犯人を追う、のとは微妙に違う。その肝心の真犯人まで更に悪いヤツを追っている、、なので一緒に追い詰めるのは”警察＆犯人”って事になりかなり風変わりなミステリー、クライム・サスペンスって様相だ。
主要登場人物は酒場の雑用係でアフリカから逃れて来て難民指定となっているババ、そしてミステリアスな美少女のフレディ、、警察側はベテラン女性刑事のローラと新任で彼女の上司になるジャクソン警部だ。
冒頭はローラ刑事が殺害現場に向かう場面、其処へ新任で人の好さそうなジャクソン警部がやって来る。死体は白人男性でベッドに括り付けられ手足は動きが取れない状態、素っ裸で首にはデカい包丁が刺さったままだ。どうやらSMプレイ中に殺害されたように見える、、。
そしてカメラは一転、前夜に戻って場所はロンドンの下町にあるクラブ、客として来てたフレディは悪そうな白人男性に絡まれている。トイレに連れ込まれ危機一髪って時にババに助けられるのだが今度は店の外でも絡まれて”危機二髪目”それをもう一度ババに助けられる。相手はボコボコにされ最後には煉瓦で頭を割ってしまいそうなババを何とか止めさせるフレディだ。
捜査の方は手づまり、同時にババとフレディのカップルの描写が続く、そして先に殺されていた白人男はどうやら前日、ババがクラブの外でボコボコにした奴だと判る。この辺りは割と簡単に二人が容疑者だと判るのだがその理由が判らない、そんな展開に今度は第二の殺人が起きる、。
ババは戦火を逃れてイギリスへやって来たが要観察で保護者と居住する身、難民指定の認可が降りるまでは不自由な生活だ。フレディの方はセックス産業にどっぷり、会員制のクラブに属して顧客とは電話での会話を楽しみ楽しませるオペレーターだ。
一方のローラ刑事はこれまた過去を引きずっていてヘロインの常習者、上司の新任ジャクソン警部は弁護士の奥さんに子供二人、幸せな家庭に見えるのだが奥さんは忙しいを口実に同僚の白人男性と浮気が進行中、、と皆さん夫々に問題を抱えている。
こんな展開なのです、、そりゃ途中で止められないでしょ？さて残りは二話、そろそろ家内と会話を楽しんでお酒でも飲みましょうかね？（笑）。ああ～、、今日は朝から一言も会話してなかった？？
