”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

プロ根性発揮のトム君

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トム・クルーズは別に大ファンと言う訳でもないのだが洋画ファンには彼の主演作品は避けて通れない、、。その彼も”ハスラー2”そして”トップガン”でブレークしたのでもうかれこれ20年以上この世界に君臨している事になるが今が一番旬のハリウッドならではのスターではないだろうか。

オプラ・ウィンフリーのTV番組放映中にソファで飛び跳ねたり、例の何とかソロジーでその奇行が先行し配給会社からもその観客動員が思わしくない、との理由で一旦契約を解除されたりと色々あるのだが今回の訪日には驚いた。”ラスト・サムライ”以前から親日家としても知られているがアンジー&ブラピ一家8人規模の来日には及ばないが家族3人で微笑ましくヘリコプターで乗りつけるなんざ結構演出にも凝っていてヤルじゃないですか、、ケイティさんそんな高いヒールでヘリは怖いよ~。

寒空にコートもなしで背広姿だけで奥さんのケイティーと二人2時間もファンサービスするなんて事はそんじょそこらのへっぽこ俳優さんには引っくり返っても真似は出来ませんよ。よくも暴動騒ぎに発展しなかったと思うが(現場に居合わせた訳じゃないが)こう言うファンとの交流では誰が何を忍ばせて寄って来るか判らないのでそりゃ配給元も気を遣うだろうしその警護、警備は大変なご苦労であったと思う。どこぞのイタリア女優さんなんかファンが少ない、多いでも文句タラタラ、仕舞いには気分が悪いで僅か10分で引っ込む始末、そのサービス精神の違いを痛感させられた。

実はおっさんの現役最盛期はこれら来日する俳優さんに宿舎を提供する側にいて営業から交渉、サービス提供まで、それこそマドンナからクラシック界の巨匠や政財界の要人まで接しているがこれ程ファンを大切にする俳優さんにはお目に掛かった事がない。当然海外でのプロモーション活動やらファンサービスまで細かい契約書を取り交わしていてそれに準じて対応しているのであるがそれを感じさせず更に一歩進んだサービス精神には驚かさせる。羽田ー伊丹間の移動にはファン50名が招待され同乗したそうだがそんな事までは絶対契約書には記載されていないし幾ら日本の配給元が頼んでもイヤと言えばそれっきり、、やはり業界に君臨するにはこの位旺盛な気構えがなけりゃダメなんだろうな、、ほら、そこの俳優さんも見習わなくちゃ。

巨額のギャラゆえ、そのくらいやるのは当たり前と取るかそこまでやるか、、いやそれは精神構造の違いと取るかだが一般的に見てアチラの俳優さんのスピーチ一つ取っても日本の俳優さんのそれより喋る内容が数段奥が深いと映るのはおっさんだけだろうか?