”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

レインウォータータンク

早い話しが雨水貯水タンクの事である。オーストラリア、このクイーンズランドの州都の近郊には大小3つの貯水ダムがある。しかしこの4-5年、年間の降雨量が極端に少なかったせいで貯水率が30%を切るところまで落ち込んでしまった。

行政もこれじゃいかんと州と連邦が助成金を出しこのタンク設置を一般家庭にも呼びかけた、、結果昨年来の大雨ですっかり貯水量も回復したのだがその時設置したタンクはそのまんま、、5000リットルが庭の片隅に鎮座している。

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まあ仕掛けはごく単純なもので屋根から雨どいを伝って流れる雨水を雨どいから直接受け入れるだけのものであるがこの大きさは半端じゃない、、幾ら毎日庭木に水を撒こうとも一向に減らない、そのうち又、雨が降って満タンに、その繰り返しである。なかにはこの水を洗濯やトイレにも利用出来るように配管を繋げている家庭もあるのだが我等二人の所帯ではそこまでは必要がないような、、。

そして屋根にはこれも引っ越した時に設置した温水ヒーターパネルがあって此方も州、連邦の奨励金付きでお湯には困らない。最も雨の日は電気のスイッチを入れておかないと水浴びとなるのだが、、、。

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雨水タンクについては都合設置の費用が2,259ドル、それに対して補助金が合わせて1,750ドルだから差し引き509ドルの出費だ。ソーラーパネルは2,729ドルに対して1,080ドルだから1,649ドルで済んだ事になりこれは当時計算したのだが設置から3-4年で元が取れる計算だ。

日本にもあるがその製品精度の高さはこの比ではなくそれこそ日常の電気製品全てに置いて使用可能なもの、しかも高額商品、何と15年くらいかかって元が取れるとか聞いた事がある、、そんな大げさなものである必要があるのだろうか、、?太陽も雨水も何処にもあるがこれらはまさに日本ではムダな利用と言うか有効利用されていない気がする。