”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”日の名残り”(93年)

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日の名残り


これまでお世話になっていたYahooブログではもう何回も取り上げている。それに公開時には映画館へそしてそれから機会がある毎に見ているので恐らく4回とか5回では済まないくらい見ている筈だ。でも今回NHKBSが放映したのは字幕版でこれは初体験かも知れない。

台詞が聞き取れないと言う事ではなく”この英語のフレーズは何と訳しているんだろう?”と気になってしまいどうしても字幕を追うようになる、それを読むのが疲れるし面倒臭い、と最近は映画館でもすっかり吹き替え派が主流になりつつあるようだがその気持ちも判らないではない。

映画については今さら書くことはない、主演のアンソニー・ホプキンズそしてエマ・トンプソン二人の為に制作されたようなもんだしそれ以前に長編小説としてイギリス貴族を背景にこんな構想を持っていたカズオ・イシグロは素晴らしいの一言である。