”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

8月22日、、やばい夫婦の日  ??

>”良い夫婦”は11月22日の事で8月は”やばい”と長年のブロ友、ジーナさんに教えて貰いました。それの方がしっくり来ます。なのでタイトル訂正です。

昨日はそんな日だったなんて、、ちっとも知りませんでした。それが実にタイムリーに良い夫婦じゃなくて”良い夫”を演じてしまいました。

事の発端は火曜日の深夜、家内の部屋からタダならぬ叫び声が、、もうこっちはとっくに寝ているので”ナンやねん、煩いな。テレビでも見とるんかぁ?”と暫くシカとしていたそしたら早朝になって、、”アナタぁ~、、大変なの、”っとガラにもなく青い顔をして飛んで来た。”何だよ朝っぱらから、、”そしたら”パスポートの期限が切れているのよ~”、、っと来た。

あれだけ普段から免許証とかクレジットカードとか有効期限があるものはちゃんと期限を調べて置けよ、、っと言っていたのに。それがこのザマです、それも来週ブリスベンへ遊びに行くっていうのに。その札幌出発日が27日(火曜日)と迫っているのだ。”どうするんだぁ~、、今から再発行を頼んでも何をどうやっても間に合わないだろう?”と二人で顔を見合わせ呆然としてしまった。

しかしこんな時、ホテル時代の”やる気”がむくむくと起きて来るのだ。押し付けられた難題を処理したり不可能と思われる事を成し遂げた時の快感はそりゃもう、、爽快そのもの。それが本当の”ミッション・インポッシブル”、そこで早速9時を待って電話をかけまくる。まずは札幌のパスポートの申請を受ける窓口、そして今度は我等の謄本が保管されている東京は中央区の区役所、そして航空会社各社、。

日本じゃこんな場合はまさにお役所仕事、抄本、謄本が必要になる。そりゃ電話で依頼する事は出来てもそれを受け取る手段がないのだ、、幾ら大至急便でも抄本を取り寄せるとなると東京から札幌じゃ2日はかかる、なのでこりゃもう本人を飛行機に乗せて東京を往復させるっきゃ方法はないのだ。しかし午後に空港まで行かせたがJAL、ANA、その他全部スタンバイでキャンセル待ちしても全便満席で乗せてくれないのだ。唯一空席があるのは22日の早朝便だけとの回答だ。

そうなったらもうどうにもならない、っで木曜日の早朝出発を覚悟し区役所へ行かせている間にこっちは何とか緊急でパスポートを発行して貰うべくあっちこっちに相談、やっと妙案を思いつき今度はブリスベンと至急メールのやり取りだ、、。担当窓口曰く海外で事故に遭遇したりもっと緊急度の高い事情だってあるのでマニュアルには対処法はあるそうな、でもうちのケース、、単に更新を忘れてました、、ってのは論外とか。そりゃそうだよな、、そんな理由で緊急発給してたらキリがないぞ。

でもそれからが勝負、詳細は書けないが、、四苦八苦、もう使わなくなって久しいポンコツ頭脳を駆使して苦心惨憺、パスポート申請書と共にナンでそんなに急にパスポートが必要なのか、、まあぶっちゃけ”有効期限を失念してて更新するのを忘れちゃいましたと正直な言い訳も丁寧に作成、それら理由を提出書類に添付した。

そして羽田からとんぼ返りで帰った家内と札幌駅近くのパスポートセンターで待ち合わせ苦労して探し出した上席の責任者(?)に近い担当官に直接面会し申請書類一式を提出して来た。その時はもう夕方4時近く、、窓口は4時半までなのでまさにギリギリセーフの申請書提出となりました。そして問題は、、さて27日出発が可能なのか??飛行機会社にペナルティを払い日程の変更を余儀なくされるのか?まあ運命の判定は如何に??

表の窓口から奥の部屋に連れ込まれてしまった家内の後ろ姿を見送り待合室で書類の不備を指摘されるんじゃなかろうか?或いはこんな要望書だけじゃ足りません、とか言われないかハラハラ、ドキドキの15分、、そして結果は何とパスポートの再発行は26日と決まったのです。

おいおい、それって出発予定日の前日かぁ??思わずガッツポーズ、何と木曜の午後に申請して金曜を挟んで週末、、月曜には発行してくれるだなんて、。まさに8月22日に相応しい結末となりました。二日連続で新千歳へ通い、東京を一日で往復した本人はもっと疲れただろうがこっちは肉体的な疲れより頭の芯が疲れた。

 

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