”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

たかが運転免許証の交付だと言うのに、、

朝の7時出発、地下鉄を2回乗り継いで札幌を縦に縦断、一番南の端にある、福住駅から北の一番外れの宮の沢駅へ今度はそこからタクシーに乗り30分余、雪道を2500円分の距離を行く、、そしてたどり着いたのが手稲運転免許証・試験場だ。

以前電話して要領を聞いたのだがそれも一か月半も前の話、19日にやっと免許証書き換えの予約が取れ当日9時に10番窓口へ来てくんろ、、だった。たかが免許証、されど免許証、、どうにもコイツがないと身分証明が出来ないし何時もパスポートを持って歩く訳には行かないよ。

イメージ 1かなり開けた街とは聞いていたがもう完全に雪に埋まったこんな風景が続いているのだ、、市営バスも運行されているようだが1時間に一本とか、。

もうあっちの方から馬車に乗ったドクトル・ジバゴが出て来そうな雰囲気にはびっくりさせられた。

イメージ 2
タクシーを降りた玄関先がこちら、まあ何処でもそうだが内部は更新に来た人でごった返してた。でもちゃんとこっちは予約してあるのでスタスタと10番窓口へ、、名前を告げると”ハイ、オーストラリアの免許証からの書き換えですね?”っとちゃんと話は通じてた。

しかし窓口へ持って来て下さいね、、と言われたものが;
①住民票、それも本籍地の記載のあるもの、②使用中のパスポートと古いものも一緒に、出入国のスタンプがあるもの、③現在有効なオーストラリアの免許証と古いものも、、それとその翻訳などなど、

9時丁度に窓口へ全部提出そして簡単な面接を受ける。”確認作業に1時間以上掛かるので携帯の番号を書いてください”、、まあ其処までは覚悟していた。

そして10時半頃に呼ばれて”ハイ、全部承認出来ました。今度は印紙を買って所定の場所に貼ってください”っで別の窓口へ並び4500円だかを払う、そしたら今度は目の検査、、そして元の窓口へ戻ると、、”今日中に免許証を発行しますので午後の1時半にこの窓口へ戻って来て下さい”と言われる。

おいおい、、今は11時にもなってない?って事は2時間もどうすりゃ良いのさ?食堂とかはあるんですか?あるにはあるがうどんそばやカレーのみで座って待つ場所もない。みんなはどうしているのかと思ったら周りは広大な駐車場だった、、即ち皆さんマイカーで来ているんだ。このジイさんみたいにタクシーを乗り付けてくるような奴はいなかった。なのでバスが1時間に一本ってのも頷ける。

参るな、、Wi-Fiもないしこんな場所にいる訳にはいかんじゃないか、、っでしょうがなく客待ちしてたたった一台のタクシーを捕まえて”何処か昼メシが食える場所か、近所の駅へ行ってくれますか”、、と頼んでみた。そして着いたのが手稲の駅、1000円の距離だった。そこでマックへ入って時間をつぶしさらにケンタへ行き今度はコーヒーを飲みながら時間をつぶす、、そして又、戻るにはタクシーだ。最終的には1時半丁度に免許証を有難く頂き再度タクシーに、、これで今日4回目の乗車だよ。タクシーだけに合計6000円近い出費とは開いた口が塞がらない。

帰りは手稲駅からJRに乗り札幌駅まで260円、、そして長い地下道を歩き地下鉄に乗り東豊線の終点まで、、地上に出たらもう薄暗い、そう3時半くらいになると辺りは薄暗くなるのだ。そんなで一日がかりの免許交付顛末でした。

事前に読んだ要項には”運転技能試験”、それに”筆記試験”も実施される、、と書いてあったのでイヤだなぁ~、、と心配していたがそれらは全部免除になった。しかし”普通車AT車限定”になってしまった。これはもう今更どうでも良いのだが、、、。


これで向こう5年は此処へも来ないで良いだろう、、と思ったらダメじゃん、ジジいになると有効年数は3年っきゃくれないそうだ、表示には”平成33年”まで有効と記載されている。何でこんな時こそ西暦表記は出来んのか??”平成33年”なんてないじゃないか??やっぱりお役所だ、、、先の1時半まで待たされたのは12~1時が昼休みだったからと判ったのはこの帰り道だった、ザケやがって。