この４月に開幕したメジャーリーグのヤンキース６か月に１６２試合戦い１０３勝を挙げたのだが最後の２勝が届かなかった。宿敵アストロズに９回の裏、サイナラホームランを打たれ地区優勝ならず敗退した。
同じ頃、今度はアメリカンフットボールでシアトルを本拠地とするシーホークスが敗退、更に夜になるとラグビーでは日本がベスト８から抜け出せず敗退、そしたら今度はサッカーでも札幌コンサドーレが敗退、、更には東京ジャイアンツまで日本シリーズの初戦を落とす始末だ、、（←コイツはどうでも良い）。
これだけ全部負けってのは実に珍しい事じゃなかろうか？それでも札幌は快晴で気温も２０度ちかい、テレビじゃ”近郊は今が紅葉の見ごろです”っと言っているのでそれに素直に応じて朝の７時出発、一路北海道の紅葉を目指してしゅっぱつだぁ～、、これで一日中、各試合で負けた憂さは晴れるだろう、。
実はもっと赤いものかと思ったが映像ではこんな感じ、でもホンモノは素晴らしかった。これらは最初に向かった豊平峡ダム、市内から４０分程度で行ける場所で近所には定山渓と言う有数な温泉地もある。
最後に写っている電動バスが駐車場からトンネル２本を通ってダムの先端まで行くのだがその始発が８時半、それに間に合うようにと出向いたのだが、、幾ら何でもこの時間なら空いているべぇ～、、と言うこのジイさんの目論見は見事に外れた。
もう最初のバスには乗れやしない、やっとの思いで３台目のバスに乗る事が出来たのだが、、何処からこんなに大勢人が来ているんだ？と問うまでもなく駐車場には大型バスがドンドン入って来る。バスで隣に座ったシニア夫妻が、”彼らは声が高くうるさいんだよね”、、と話している。それでハタと気が付いた、そうだこれは全部チャイニーズ軍団なのだ。
そんなでダムの周りを散策、なるべく人の来ない場所を、、と歩き回ってたら最後には”ダム資料館”って場所に辿り着いた。立派な二階建ての施設でダム建設に至る経緯やもっとその前の北海道の歴史、アイヌ文化の歴史等が壁一面に写真や解説文が展示されている。この場所になると誰も入場者が来ない、それは実に残念な事だが紅葉を背景にスマホにうつつを抜かしてないでこんな資料館を見学してくれないかな？
そして団体さんが襲来する前にとこの豊平峡を後にして今度は一路洞爺湖へ、時間にして更に１時間程度だったが此方も見事な紅葉だった。そこから今度は支笏湖へも周り気が付いたら延々、８時間以上も走り回ってた事になる。同じ道で帰るのはシャクなのでちょっと遠回りだったが支笏湖から千歳へ抜け、帰ったらもう６時を過ぎていた。
飛行機ならとっくにオーストラリアへ着いているんだよなぁ～、、朝飯も昼メシもその時間帯に食い損ない結局最後は”きのこ王国”とか言う食堂でキノコ汁を、、トッピングに頼んだキノコの天ぷらが多過ぎて結局お持ち帰り、でももうとても晩飯は食う気力もなくバッタリ、すっかりヤンキースが負けた事もラグビーで日本代表が負けた事も忘れていた、、、。
