”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ミッドウェイ”(19年) VS "ミッドウェイ”(76年)

実際のミッドウェイ海戦は42年、6月5日から6日にかけて敢行された米軍との戦いで連合軍艦隊が真珠湾攻撃後に一気に米国艦隊を粉砕するが為に立案された作戦だ。

そんな背景の映画が最新CG技術を駆使しローランド・エメリッヒ監督により制作公開され現在アメリカ本土では高収益をあげているそうな、。

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76年度版はチャールトン・へストン、ヘンリー・フォンダジェームス・コバーングレン・フォードロバート・ミッチャムクリフ・ロバートソン、それに三船敏郎御大が山本五十六を演じていたのだ。それに南雲中将にはジェームス・シゲタが扮しそりゃもうノルマンディ上陸を描いたオールスターキャスト版、”史上最大の作戦”をも横臥するようなキャスティングだった。

その同じタイトル(邦題)で今年、19年11月に公開されたこの大作にはウッディ・ハレルソン、デニス・クエイド、エーロン・エックハートが配され日本からは山本五十六役に豊川悦司、それに浅野忠信が出演している。

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真珠湾攻撃の成功に乗じてミッドウェイにも出向いたのだが此方では連合軍艦隊がコテンパンに撃沈されてしまい一気に形勢が逆転する。史実はそうなんだがこの19年度版では米軍側からの視点でもっと作戦には慎重を期すべきだ、、との意見が多く出されそんな軍部の葛藤に主題が置かれているようだ。

監督のローランド・エメリッヒは兎に角これまでSFやデザスター映画専門で”インデペンデンスデイ”、”デイアフタートゥモロウ”、”2012”、”ゴジラ”等を撮っているが戦争大作は初めて、さてどんな太平洋戦争になっているのか?ちょっと映画館へ行こうかなぁ~、、と心を揺らされている。でもなあ、”パールハーバー”(01年)にはこっぴどく裏切られたっけ、。