”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”マリアンヌ”、”タイタンの戦い”、、、その他

映画館へ出掛けてない分、年末から年始にかけてイヤって程のテレビ映画三昧だ。”マリアンヌ”、これはブリスベンの映画館で僅か一週間のうちに二度も切符を買ったし、でも今だに何で” two seniors for La La Land”と窓口のおねいさんに言っているのに” Allied ”(邦題は”マリアンヌ”)の切符が二枚来たのか??アレだけは初めての経験、オーストラリア滞在30年来のナゾだ。

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大笑いしたケースでは”Cowboys and Aliens”なのに思わず Cowboys and Indians”とやった事もあったが、言っている事とは全く別物の切符を買ってしまったのは初めてだった、すぐにその場で”これ、ちゃうねん”と言えば良いのに席番を見ただけで入場し着席、映画が始まるまで確認しなかったのはオレの大失態だ。

この”マリアンヌ”と言う邦題は上出来じゃなかろうか?原題の” Allied "(同盟とか連合軍)を越えている気がする。主人公のマリオン・コティヤールの役名でスパイの嫌疑を掛けられたブラピの奥さん、映画の評価はそこそこらしいがロバート・ゼメキス監督らしく観客の気持ちを巧みに読んだ作風はかなり好きな一本だ。

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それから”タイタンの戦い”(10年)、続いて続編の”タイタンの逆襲”(12年)両方とも途切れ途切れにしか見てなかったが今回はちゃんと見た、、途中舟を漕いでいた形跡もなきにしもあらずだが、。それからやはり年間収益トップだった”アヴェンジャーズ / エンドゲーム”(19年)、を見ておこうとやっと決心した。”アヴェンジャーズ”(12年)、15年の”アヴェンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン”、18年の”アヴェンジャーズ / インフィニティ・ウォー”に続く4作目で完結編らしい。

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だがしかし、、最初の二本はもう神様同士の喧嘩劇、全編100%がCGを駆使した映像でストーリーはギリシャ神話に出て来るご本尊たちの戦いなのだ。単独の登場人物名や誰が何をどうして神話になったとかは分かっているが映画としてはもうワタシの許容範囲は超えている。”アヴェンジャーズ”も同様で特撮以外の場面は殆ど皆無、、そんな内容でアイアンマンとかキャプテンアメリカにハルクにトンカチ・ソーとかブラック・ウィドウにアントマンなどのオールスター軍、相対するのは、、さて一体誰と戦っているんだぁ~っともう全然判らない有様だった。

そんなで今度は”マダム・セクレタリー”のシーズン2、それに”ハワイ・ファイブー0”のシーズン9へと続いて行く。アクション満載で派手な展開じゃないのだがこんな生身の人間同士が対立するドラマの方が理解出来るし断然面白いのだ。

結局気が付いたら”紅白歌合戦”にチャンネルを合わせる事もなくYoutube漬けだった、何故か日本へ帰ってから井上陽水とか高橋真梨子のライブステージにハマっている。収録したものなので何も大晦日に見る事もないのだが、、それにもう大きくベッドタイムを過ぎていた。結局最後は堂場瞬一の”鳴沢了シリーズ”、残りの100ページを完読して雪が降る気配を感じながら大晦日が更けて行った。