”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”映画と愛猫とオーストラリア”、、映画の総括

まあブログのタイトル通りなんだが今年2017年をこの3つの項目に分けて総括してみた。先ずは肝心の映画なんだが、、年々映画館へ出向く回数が激減している。でもやっぱり映画館で見る映画は格別だ、大きいスクリーンに音響効果、それに誰にも邪魔されずどっぷり浸かれるし、映画館鑑賞だけだとすぐに終わっちまうのでFOXさんに大枚をお支払いした最新作も含めている。そのお気に入りの映画は;

ラ・ラ・ランド ー 大騒ぎした結果やっと見に行けたんだがアレは1月の事だった。そう考えると実に早い一年だなぁ~、、。無論ミュージカルとしての完成度は高かったし映画自体はハッピー・ハッピーエンディングって訳じゃないのだが夢があってこれぞ映画の真髄って感じだった。

”マリアンヌ” ー ブラッド・ピットマリオン・コティヤール、モロッコを舞台にした変則スパイもの、やはり監督のロバート・ゼメキスは観客の望むモノをぐっと掴んで離さない、あの手馴れた映画作りには乾杯だ。

マンチェスター・バイ・ザ・シー ー ワタシは”海辺のマンチェスター”と勝手に命名しているのだがこれは実に良かった。ボストン郊外を舞台に冬のマンチェスター、主人公ケーシー・アフレックがあんなに巧かったとは、、。

”ドリーム” ー 公開当初は邦題に”私たちのアポロ計画”とか付いていたような気がするのだが、、この映画は日本じゃ過小評価じゃないのかい?無論、好き嫌いもあるのだがこんな女性が頑張る映画は大好きだ、、しかもあの時代、あの背景、、更には実話に基づいているってのにはすっかりやられちまった。

”フェンス” ー 地味な映画だったが主演のデンゼル・ワシントンそれにヴィオラデイビスこの二人の絡みがもう舞台劇を見ているようで、、決してこの映画もハッピーな終わり方をしている訳ではないのだが本年度忘れられない一本に、。

”フォウンダーハンバーガー帝国のヒミツ” ー この邦題でマイナス20点だよ、、しかし映画は丁寧にマクドナルド創設を追いマイケル・キートンが昨年に続き芸達者な所を存分に発揮していた。バーガーキングは悔しいだろうな、、。

ブレードランナー2049” ー やはりこれは前作を継承しつつ背景、雰囲気をそのままに作られていた。これっきゃないでしょう、、と言うくらいにツボにハマっていたような気がする。新しいファンにはどうか判らないが往年のファンには満足出来るSFだった。

オリエント急行殺人事件 ー これはやっぱり先日見たばかりだし印象もかなり頭に残っている。新解釈のアガサ・クリスティ、、、と言う事でご本人が見たらどう思うかは別にしてミシェル・ファイファーに乾杯です。

とまあこんな感じじゃないでしょうか??基本的には元より好きそうな映画っきゃ見ないので見てからナンだダメじゃん、、って空振りはあまりない、それにこのブログの皆さんのレビューを読み誘発されて見るケースが意外と多いのも事実だ。しかしこうやって見ても年々見ている本数が減って来ているのが判る。