”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”マリアンヌ”(16年)

昨日の失敗はせぬよう、、今朝はちゃんとクルマをリーチ、”映画に行くからね”っと家内にも声をかけておいた。そしたら”何を見るんですか?”、”ホラッ、昨日見損なったラララ、、ってヤツさ”、、一呼吸置いて”それって私も見るって言いませんでした??”っだよ。そんな事言ってたっけ?でも此処で自分だけ勝手に見ちゃうとややこしい事になっちゃうので、”ウン、じゃ違うのを見てくるさ”、、と映画館へゴー。

”La La Land"を見る積もりだったので時間調整が必要だよ、そこでニャンコとちょっと遊んでいそいそとシネコンへ行くと、、。アチャ~、、窓口は長蛇の列だ、、20分くらい並んでやっと窓口へ、そしたら窓口の兄ちゃん、”凄い混んでいるんですよ”、”ええ~、朝の10時半の回でも?”、”お一人で後方ならなんとか、、”、っでやっとこさ9ドル払って場内へ、、既に予告編は始まっている、もう”エクスキューズミー”と”サンキュー”の連発でやっとこさ座っている人をまたぎ、かき分け最後列の一番端っこへ、。
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おお~、映画館がこんなに満席ってのは凄いじゃないか?一体何処から人が湧いてくるのやら、、皆さん、今日から仕事じゃないんですか?と思わず呟いた、あ~、でも殆んどがリタイア組みじゃないの??

原題は”Allied"(”連合軍”)なんだが邦題は”マリアンヌ”、、これは最後まで見て邦題の担当者にザブトンを10枚くらい進呈したくなった。やるじゃないか?でもこの日本のタイトルにならえっで欧米各国がオラが国も”Marianne”にしたいと配給元へ言ってきたら困るだろうな、、。

舞台はモロッコ、、時代は42年の戦中、一人の兵士がパラシュートで眼下の砂漠へ降りてくる、、もうこの辺りからパラシュートとは逆にワクワク度は上昇だ。その兵士、砂漠に降り立ち仲間の車に拾われカサブランカの市内へ、、これがブラッド・ピットだ。そりゃジェームズ・ボンドの登場場面やネーサン・ハントが指令を受けるような派手な登場場面じゃないが彼、マックス(奇しくも今面倒を見ている子と同じ名前じゃん)はカナダ人で連合軍の一員、イギリスから送られて来た凄腕のスパイなのだ。

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そしてカサブランカ市内に既に潜伏しているフランス軍レジスタンスの闘士、マリアンヌ(マリオン・コティヤール)と合流し今回の特別任務に赴く。そしてああなってこうなって、ドキューン、バキューン、グワ~ンの連続、っで気がついたら122分後に珍しく泣かされちまったよ、、、。

監督のロバート・ゼメキスはやっぱりしっかりツボを押さえている。これまでの作品とはちょっと違うのだが一種の戦争内幕もの&ロマンス映画として見応え充分の娯楽大作に仕上がっている。それにしてもブラッド・ピットが何をどうしたのか”キレイ”なのだ、、確か63年生まれなので先日亡くなったジョージ・マイケルと同じ年、それがもう30代の若き青年状態である。

日本国内じゃどんなマーケティング手法を取るのか知らないがこれは日本でも大ヒットは間違いないだろう。プラピは”フューリー”(14年)や”イングロリアス・バスターズ”(09年)に続くヨーロッパ戦線、双方ともエグかったがこれはそんな事は一切ないしそこはマリアンヌのマリオンが充分に補ってくれる。プロットも最後までハラハラドキドキだし可愛い1歳になる二人の子供、アンナにとっても癒される。

これは是非皆様にも映画館でご覧頂きたい。

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