”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”アド・アストラ”(19年)

原題は”Ad Astra”と言うのだがどうもその意味が判らない、しかし全米で9月20日に公開されたばかりなのでオレから見れば”ニュー・シネマ・パラダイス”、民放じゃロクな番組がないので即ポチンと500円OKボタンを押してしまった。

主演はブラッド・ピットでパパ役にトミー・リー・ジョーンズ、それにドナルド・サザーランドがおまけについて来た。何となく先日再見した”スペースカウボーイ”の続編みたいな配役だった。ウィキに書かれている背景は、、;

f:id:guch63:20200103171339j:plain


設定は近未来の地球、人類は火星に宇宙基地を建造し、地球外生命体の探査に乗り出している。著名な宇宙飛行士マクブライド(T・L・ジョーンズ)の息子であるロイ(B・ピット)は優秀な宇宙飛行士となっていたが、16年前の父の事故死が切っ掛けとなり、他者と適切な関係を築くことができず、妻のイヴ(リブ・タイラー)とも離婚していた。

ある日、地球は宇宙からの大規模な電流サージに覆われ、全世界で4万人超の犠牲者が発生する。サージによる軌道施設の爆発事故で宇宙ステーションで修理を担当していたロイはやっとの思いで地球へ無事生還する。その直後、アメリカ宇宙軍上層部に極秘に招集される。

宇宙軍は、16年前に連絡を絶ち、現在は海王星付近に留まっているらしい地球外生命体探査計画「リマ」で用いられていた反物質装置がサージを引き起こしたものと推定する。リマ計画のリーダーであったクリフォードも生存している可能性が強まり、息子であるロイをクリフォードへのメッセンジャーとして派遣する計画を立案する。ロイは監視役であるプルーイット大佐と共に、サージの影響を免れた宇宙軍火星地下基地で、海王星へのレーザー通信を試みることになる、、。

と此処まで来ると雰囲気はジョディ・フォスターの”コンタクト”、、それに宇宙版”地獄の黙示録”、、みたいだなぁ~、、。でもプロダクション・デザインは素晴らしいしブラピはアクションを封印してかなり人生に苦悩する宇宙飛行士を演じている。

見どころは満載だった、、その昔、消息を絶ってしまったパパ・ジョーンズは果たして生存しているのか?地球へ帰って来れるのか?サージの原因になったと思われる海王星にある宇宙船リマはどうなった?更には人間以外の生命体は存在するのか?

っと最後まで興味は尽きない、、でも全米での公開が3回も遅れたり公開後、こんなに早い時期に有料配信元へ払い下げられるってのはそれなりに理由があるんだろう。確かに配役は良いしそれなりに宇宙が上手く描かれているのだがイマイチ乗り込めなかったのがその理由じゃなかろうか??恐らくこの手の映画は劇場のスクリーンでドルビィ・サウンドに囲まれて見れば☆☆は増えるんだと思う、。