”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

リンカーン・ライム / ボーン・コレクターを追って

アメリカの犯罪・推理小説のベストセラー作家、ジェフリー・ディーバーが創作した下半身不随の犯罪捜査官リンカーン・ライムを描いたテレビドラマが今月スタートする。”ボーン・コレクター”は97年に出版されあっと言う間にベストセラーに、、それが99年に映画化され主演のリンカーン・ライムをデンゼル・ワシントンが、そして相棒になるアメリアにアンジョリーナ・ジョリーが大抜擢され映画も大ヒットとは行かなかったが中の上くらいのヒットだった。

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リンカーン・ライム(D・ワシントン)は全米でも有数の犯罪捜査官だったが、4年前の事故で寝たきりになっていた。パトロール警官のアメリア(A・ジョリー)は担当地区のパトロール中に遭遇した若い男に呼び止められるがそこには男の惨殺死体が、、とっさに取った現場保存の的確さと手際のよさをライムにかわれ、助手に任命される。

犯罪現場に残っていたのは奇妙な骨と紙片。それを分析するため、ライムの部屋が科学捜査班の対策本部となる。現場の証拠を元に次の犯罪を予測したライムだが、ときすでに遅く第二の犯罪が行なわれる。犯人は、ライムたちに挑戦しているようだった。無線でアメリアに指示を送り、彼女が現場で目となり二人三脚で事件に挑むライム。

そんなライムは捜査線上に浮かんだ1900年代初頭の出版社のロゴマーク。事件はいよいよ混迷の度を深めるが、ライムは屈せずその頭脳明晰さを武器にアメリアと共に事件の解決に乗り出して行くのだ、、。

まあそんなお話しだがさてシリーズ化となると45分で8話もやればこの事件は解決しちまいそうだ、まあこっちは原作も読んでいるし映画も見ているし犯人は誰かも、その動機だって知っているのさ。さてそれでも見るか??うん、やっぱり見たいなぁ~、。

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この原作を書いているジェフリー・ディーバーは”キング・オブどんでん返し”と言われていてどの原作もあっと驚く結末が売りだ。ニューヨークタイムスなどではベストセラー作家の常連と言われ世界25ヵ国語で翻訳され150か国で読まれているそうだ。そんな面白さにすっかり感化されこれまで文庫じゃないハードカバー出版を大枚叩いて買っている。

ボーン・コレクター”(97年)

”コフィン・ダンサー”(98年)

”エンプティ・チェアー”(00年)

”石の猿”(02年)

”魔術師”(03年)

”12番目のカード”(05年)

”ウォッチメイカー”(06年)

、、、、、っと猛烈な勢いで書いているのだ。外国の作家で毎年刊行するのはチョッとやり過ぎだよなぁ~、、、と思っていたが案の定、この7作目以降はもう買う気にもならないのだ。どうせ最後はどんでん返しさ、と思うともう入れ込み度に微妙なズレが生じてしまい読む気が失せたのだ、やっぱりワンパターンじゃダメかな?

でも最初の5冊くらいまではそりゃもう寝る間もないくらい没頭していた。そんな20年くらい前の興奮を今回のテレビシリーズで呼び起こしてくれないだろうか?