”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”レディ・ガイ”(16年)

お恥ずかしい、実はこのタイトルはてっきり”レディ・ガガ”のコンサートだとばかり思って録画していた、ところがフタを開けたらこんなヤツが出て来た、。

日本では18年に”一応”公開されたようで悔しいから最後まで見てやった。だが見終わって面白い事に気が付いた。それは原題なんだが世界各国では、、;

 

アメリカ、オーストラリア - The Assignment (研究課題、割り当てられた仕事)

カナダ(仏語圏) - L'operation  (手術)

フランス、ギリシャ、香港 - Revenger (復讐者)

イタリア - Nemesi (宿敵)

スペイン ー Dulce venganza  (甘い復讐)

イギリス - Tomboy (おてんば、、)

日本 - Lady Guy (レディ・ガイ

 (やっぱり日本が一番手抜きじゃん、、これじゃMrマダムのノリだ)

 

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って感じに夫々特色あるタイトルに変わっているのだ。冒頭画面に出た原題は”Revenger”だったので恐らくこれはフランス版辺りが輸入されたのではないかと推察される。R+指定なのでアメリカ版の”The Assignment”じゃ過激過ぎて映倫で止められたのかも知れない。

凄腕の殺し屋フランク・キッチン(ミッシェル・ロドリゲス)はある日依頼された殺しを無事遂行するが、何故かギャングと銃撃戦になり負傷し、意識を失ってしまう。

しばらくしてフランクは、見知らぬ安ホテルのベッドで目覚めるが、全身には包帯が巻かれている、恐る恐る包帯を取り去り、鏡を見たフランクはまぎれもない女の姿だったのだ。意識を失っている間に、何者かによって男から女への性転換手術を施されていたようだ。ベッドの脇に置かれたテープレコーダーを再生すると、女の声で性転換手術はフランクへの復讐を意味するというメッセージが入っていた。その声の主こそ、性転換手術を施した張本人レイチェル・ジェーン医師(シーガニー・ウィーバー)だった。

大切な“もの”を奪われ、女となったフランクは、銃と色気を武器に復讐に立ち上がる、、。と言うお話しなんだがスンナリと時系列に進まずお話しが大幅に前後する。

要点は果たして彼、、彼女は復讐を遂げられるのか?そしてその復讐すべき相手とは誰なのか?と複雑怪奇とは言わないがなかなか見ている側も判断が出来ないのだ。

っと同時に手術を施した張本人のジェーン医師は何処かの医療施設に厳重に保護されているのだ、連日別の担当医師が事情聴取と言う口実で調書を取っているのだがどうもコレが曖昧で、で結局最後まで見ないと何がどうしてどうなったのかが判りませんでした、。

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ミッシェル・ロドリゲスってこんなに男っぽかったかな?元よりムチムチ系だったのは知っているが、、そこではたと気が付いた、冒頭出て来る男時代のフランクは彼女がひげ面のメイクをしてたんだぁ、てっきり後半、女時代になってから初登場して来たんだとばかり思っていた、、。