”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ロリコンx2作品

原題は”Lolita"、、邦題は”ロリータ”、原作を書いたのはロシア生まれでアメリカに拠点を移していた作家、ウラジミール・ナボコフのベストセラーだ。出版されたのは58年、パリではその内容がポルノまがいだとして出版して貰えずやっとアメリカで出版、アメリカ文学の古典として出版界では認められているそうな、、。

映画化はスタンリー・キューブリック監督による62年度版が最初、主演にジェームス・メイソンとスー・リオン、、かなり衝撃的な映画だった。

イメージ 1主演のハンバート・ハンバート教授を演じたジェームス・メーソンは53歳、相手役の”ロリータ”を演じたスー・リオンは16歳だった。原作の設定では確か14歳かそこいらだったような記憶が、。

そして昨晩”見てしまった”のは97年度版”ロリータ”で主演がジェレミー・アイアンズ、ドミニク・スウェイン、、更にメラニー・グリフィスがママの役、フランク・ランジェラが悪いヤツ、そして監督がエイドリアン・ライン、音楽担当がエンニオ・モリコーネとくればちょっと見ても良いかな?となったのだ。

イメージ 2
この原作や映画から”ロリータ”と言う名前が一人歩きしてしまいもう単語化している、、即ち”幼児愛好”とでも解釈すれば良いのか親子以上に年の離れた男女の”恋愛”って図式なんだが、、おっさんには映画としてその原作を生かした制作意欲は買うが全く理解出来ない背景、展開なので最後まで見るには見たが、、感情移入はムリムリムリ、、だった。羨ましいとも思わないし大学教授ともあろうお人がナンで、、そうなるの?と教授だけじゃなくロリータ自身の人格を疑う気持ちが抜けなかった、。

以下ストーリーはウィキから、、;

イギリス人の大学教授であるハンバートは、アメリカに職を得てシャルロット(メラニー・グリフィス)という未亡人の家に下宿することにするが、その娘である14歳のロリータに心を奪われてしまう。少年時代に初恋の相手が病死しており、ロリータはまさに彼女の再来であったのだ。

ハンバートはロリータと一緒に過ごすために、シャルロットと結婚し、彼女の義理の父親となる。彼はロリータに遠まわしに言い寄り、2人の仲は縮まっていくが、ある日ハンバートがロリータへの想いを綴った日記を見たシャルロットは逆上し、道路に飛び出して不慮の事故死を遂げてしまう。

ハンバートはキャンプ帰りのロリータを連れ出し、二人きりのアメリカ放浪の旅に出かけるのだった。そのうちロリータは興味本位から、ポルノ製作に関わるキルティという男と知り合う。ハンバートはロリータの異変に気づき、どんどん過保護になっていくが、それとは裏腹にロリータはハンバートから離れて行く。

ある日、体調不良を訴えて病院に一晩泊まることになったロリータは、隙をみて脱走してしまい、それっきり消息を絶ってしまう。数年後、彼女のもとから一通の手紙が届く。ロリータは結婚、妊娠しており、お金が足りなくて困っているという内容だった。ハンバートは彼女のもとへ向かうが、あの頃の魅力はすっかり衰え、青年と粗末な生活をしていた。ロリータからキルティのことを聞かされたハンバートは怒りに震え、キルティに復讐を遂げようと彼のもとへ向かうのだった。

映画は出だしハンバートが運転をしている画面だがヨロヨロ、、ヨロと真っ直ぐに走ってない、そして助手席には血まみれの拳銃が、、と言う事でフラッシュバックして始まる。それが一気に幼年期に戻り、初恋のロリータ似の少女と戯れているシーンから自身のナレーションで病死した事までが一気に語られる。

ロリコン”の代名詞にまで昇格したタイトルだが、、、ジェレミー・アイアンズが主演じゃなけりゃ恐らく途中で”舟を漕ぐ”かそもそも見てないだろうな、。オレの貴重な老後の2時間を返せ、、、返されても困るか??


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