”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”男と女 人生最良の日々”(19年)

シャバダバダ、シャバダバダ、、ダバダ、ダバダダダ、、と始まるフランシス・レイのテーマ音楽、それを監督したクロード・ルルーシュの”男と女”は66年に公開され、各国の賞を軒並み獲得、主題歌と共に社会現象にまでなった。それが53年後を舞台に復活した。87年には”男と女 II”として二人の21年後が映画化されたが今度はその倍以上の年月が経過して同じ配役、同じ監督、同じスタッフが再集合して制作された。

 

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妻に自殺されたレーシング・ドライバーのジャン・ルイジャン=ルイ・トランティニャン)と夫を事故で亡くしたアンヌ(アヌーク・エーメ)の出会いを描いたのが第1作、第19回カンヌ国際映画祭パルム・ドール(最高賞)、第39回アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、恋愛映画の金字塔として脚光を浴びた。その約21年後に公開された第2作では、2人の20年後の物語が描かれた。そして今回は、、;

第1作から53年後のお話し、今は老人ホームで暮らすジャン・ルイはかつての記憶を失いかけており、その息子は父がかつて恋に落ちた女性アンヌを探す決心をする、。

どうも調べたところジャン・ルイとアンヌの再会を軸に過去のクリップを多用し、当時の撮影風景も蘇っているそうだ。即ちメイキング映像って事なんだがさてストーリー的にはどんな事になっているのやら、覗いてみたいようなそのまま今持っているイメージを壊さないでそっとして置きたいような、ちょっと複雑な心境だ。