”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

動物たちを救えっ! / アニマル・プラネット

これはあっちへ(アミバ)へ投稿したアニマル・プラネットのドキュメンタリー放送なんだがどうも今後の展開が気になるので此方へも転載して来た。

このタイトルと映像は現在放映されている”アニマル・プラネット”からお借りしたものだが最新の放送では、、;

舞台はアフガニスタンの首都、カブール。アメリカの同時多発テロ以降、対テロ戦争の幕開けとなったこの地は今なおイスラム教系武装組織、タリバンとの内戦によって混迷を深めている。そんな決して安全とは言えない状況の中で活動している1人の元イギリス海兵隊員がいる。(先日アメリカと和平合意の調印が終わったが、さて本当に停戦になるんだか?)

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当事者のペンとハンナの二人、
 

名前は、ペン・ファーシング、彼の人生を大きく変えたのは、2006年に出会った1匹のイヌだった。基地内に迷い込んだそのイヌは耳やしっぽはちぎれ、顔にはいくつもの傷ができているようなボロボロの状態だったという。それでもビスケット等ですぐに仲良くなった彼は、そのイヌをナウザードと名づけ、一緒に過ごすようになった。

ナウザードはペンの戦場でのストレスを癒やしてくれたという。そしてペンは、ナウザードをイギリスに連れて帰るため、恋人のハンナと団体を設立する。それが現在もカブールで活動している”動物保護の団体”となり、兵士が帰国した後も、アフガニスタンで共に過ごしたイヌと暮らせるよう支援しているのだ、、。

そもそもアフガニスタンと言う国ではどうも宗教上の理由かららしいが一般家庭で犬を飼うのはご法度らしい、それに女性が犬に触れる事もままならずもしその厳格な掟を破ると、むち打ちの刑に処されるらしい。そんな背景から町にはやせ細った野良犬が多くいて何とかその劣悪環境を改善したかった、、と言う思いがこのペン・ファーシングにはあったようだ、。

しかし何時までもこの施設に保護して置く訳にはいかない、そこで里親希望者を募り必要書類を整え、本国へ送り出せる手配をしているのだがその献身的な活動には頭が下がる。映像からは生まれたばかりの可愛いワンコや長い間、虐待を受けていたのか人間不信に陥っているワンコもいるし怪我をしている子もいる。今回の放送では触れてなかったがワンコがそんな状態なら同じような境遇のニャンコだって沢山いるんじゃなかろうか?それともニャンはクレオパトラ時代みたいに優遇されているのか?彼らには何の罪もない、それにアッラーの神様だってそんな事を許しているハズはないように思えるのだが、、どうしてこうなっちまったんだろう。