”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”センター・オブ・ジ・アース”(08年)

本当に情けなくなる邦題だよ、、、”センターオブジアース”ったって一体ナンの事やら、、それともこれが普通に理解出来ないワタシが単にアホなのか??第一これじゃ”地球の中心”って事で其処へ旅して行くと言う”ジャーニー”が抜けているじゃないか?恐らくこれに”ジャーニー”を合体させたんじゃ余計こんがらがると思ってそれはしなかったんだとは思う。しかし幾らディズニーシーに同名のアトラクションがあると言ってもそんないい加減な邦題で良いのか?

原題は”Journey To The Center Of The Earth"と言うフランスのジュール・ヴェルヌが書いた冒険小説の原点で1864年に発表、59年に最初の映画化、翻訳時のタイトルをそのまま継承した邦題、”地底探検”と付けられているのだ。そっちの記事は過去に書いているのだが今回は08年度版を再見した。

主演はブレンダン・フレーザーその他、、、大筋は59年度版とそんなに違わないのだが、;

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地底世界を目指していたマックスが、突如消息を絶ち10年後、マックスの弟・トレバー(B・フレイザー)は兄の遺志を継いで大学教授になるが、生徒不足などが理由で研究室が閉鎖されてしまう。そんなある日、トレバーは甥っ子のショーンを10日間預かる事になる。それと同時にマックスの遺留品が入ったダンボール箱をマックスの奥さんから渡される。

その中にマックスが書いた謎のメモが記されたジュール・ヴェルヌの『地底旅行』を発見し、マックスはアイスランドに行ったと判りショーンと共に向かう。そこでマックスが尋ねたであろう火山学者の娘のハンナに出会い、彼女も加わり火山探検を始める。トレバーは火山からまっすぐ地球の中心に向かう縦穴があると信じている。その火山の調査中に雷に遭い、避難した洞窟に閉じ込められるが、旧鉱山のトンネルを発見し、スリル満点のトロッコで先に進む。やがて白雲母の洞窟の底が抜け、真っ逆さまに地球の中心に3人は落ちていく。

地底で3人は、マックスやハンナの父が信じていたジュール・ヴェルヌの地底世界が実在したことを知る。そしてマックスも来ていて、ここで息を引き取った事実にも遭遇する。と同時に残されたマックスのメモから、『地底旅行』の本に書かれている間欠泉から地上に出るために、3人は筏をつくって海の横断へとこぎだす。

海では嵐に遭い、肉食の巨大魚に襲われ、巨大魚を狙った恐竜も現れ、ショーンは大風で帆に捕まったまま空中へと飛ばされたりと散々な経験を、、トレバーとハンナは陸地に着いて目的地を発見するが、トレバーは、はぐれてしまったショーンを探しに向かう。by ウィキ

っとそんな展開に終始するのだが何処の部分を取っても残念ながら59年に公開されたオリジナルは三段跳びを仕掛けても越えられない。このオリジナル主演はパット・ブーンやジェームス・メイソン、それに映画初登場でダイアン・ベイカーも出ていた。”地底探検”として日本で公開されたのは60年になってからだったが今は東銀座の松竹系、東京劇場として高層ビルに建て替わっているがその昔は、”東劇”と言う名前で親しまれていた。広い館内にはセンターステージがあり二階席もあったので映画館専用となる前は劇場としても機能していたのだろう、、有楽町の”日劇”はそうなっていたが”東劇”のそのレビュー時代は記憶にない、。

この映画館では”シェーン”、”ヴェラクルス”、、”史上最大の作戦”、”隊長ブーリバ”などなど、晴海通りを挟んで反対側には”松竹セントラル”があってここじゃ同じ頃、”黄金の矢”、”ソドムとゴモラ”、”スペンサーの山”、”グレン・ミラー物語”やら手当たり次第だったっけ、こんな古い映画を思い出すと徒歩圏内に住んでいたので足げに通っていた当時の小屋の事を思い出してしまう。

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