”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

映画史極悪人列伝 ③

ヒッチコック監督の名作、”サイコ”には文字通りサイコチックな悪人が主人公として出て来る。田舎でモーテルを経営するノーマン・ベイツに扮したアンソニー・パーキンズなんだが彼の場合はタイトルにあるように”サイコ、、パス”だ。無論極悪人ではあるのだが彼自身がどんな悪人なんだか判っていないのでこのランキングでは圏外へ、、。

そこでこっちを、此方はIQも高く、博識者、頭脳明晰で医学知識が豊富な博士だ。しかしその変質者振りは他を圧倒する凄さ、何せ人肉を料理してソテーで食っちまうし殺人=人を殺すと言う感覚からは大きくズレている、。

映画は”羊たちの沈黙”、主人公のハニバル・レクター博士を演じたのはアンソニー・ホプキンズだった。映画も秀作だが、この演技でアカデミー賞を始め各国の主演男優賞を独占してしまった。

 

 

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そして今度は映画、”アンタッチャブル”でアル・カポーネを演じたロバート・デニーロ、実在したシカゴのギャングの親分だが映画では凄かった、。無論ロバート・デニーロの演技力、それにでっぷりした体形作りとメイクはかなりホンモノに近かったのではないだろうか?実物は勿論写真でも拝見した事はないのだが、周りの手下がビビる程に怖かったし歴史的な実在した極悪人としては外せないかな。

 

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此処までやって来て、うん、そう言えば女性の極悪人ってのは居なかったかな??と見回したんだがちょっと思いつかない。”女殺し屋”は思いつくのだが殺し屋=極悪人とは限らないし、、なのでこのジャンルは又、別の機会に、。

そして今回のしんがりは、、本当の意味での極悪人、彼の場合は親分として手下に手を下させ自分じゃ兄ちゃんの殺しに指示はしても自分じゃやってない。初めて自分で手を下したのはレストランで警察署長を射殺した時だけだった。でも家族を守り、縄張りを死守する、そして身内全員がシアワセな生活を送れるように日夜努力はしているのだがやはり冷酷無比だった。

 

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父親の跡を継いでドン・コルレオーネ一家の頭領に収まるのだが映画は、”ゴッドファーザー”、三男のマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)だ。映画は何時の時代になっても”個人史上”トップファイブにランキングされるほどの”名作”だ。

続編も合わせて評価は同じ、、っと言うかこれはもうトリロジーとして三作で一本の映画になるかも知れない。

 

まだまだ漏れている極悪人がいるなぁ~、、。007シリーズにも必ず一人は悪いヤツはいたんだし、、又、思い出したらアップする事にしよう。