”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”剣客商売”(12~20年)

 

遂に禁断の時代劇に走ってしまった、、何せシニア世代間では今でも圧倒的な人気とか?”水戸黄門”やら”遠山の金さん”何てのはもう繰り返し繰り返し放映されているらしい。同じ時代劇でもそっち系じゃなくてワタシの場合は原作者、池波正太郎に磁石が如く吸いつけられて見てしまったのだが、、。

タイトルは”剣客商売”、その昔、藤田まことが主演を演じ彼の代表作だったものがリメイクされ新作は12年から20年までに全シリーズ6話が制作されていた。ちょっと調べたら何と初代は加藤剛山形勲版で73年に制作されている。その後、中村又五郎で82年、そして藤田まことで98年から二年間に渡って作られたようだ。

その12年版では北大路欣也が主演の秋山小兵衛を演じている。毎年一本制作され20年まで都合6本が作られている。時代劇スペシャルと題され120分枠での放映なのでもうこりゃ完全に劇場映画バージョンと変わりはない。

 

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そうだった実はこの北大路欣也の奥さんとは同級生だったんだ、、それも都内の中学校で最初の2年だけですが、。

 

まあ原作が全部同じ人だし逸話も重複しているので新鮮味はないが演じている人たちが

夫々違うしセリフには一切カタカナ語は出て来ない、これは非常にジジイには心地よい。こんな時代劇を見るに思うが何も外国語を使わずともこうしてずっと面白いドラマが出来るのだ。それにプロットも複雑に絡み合っているし犯人探しにはならないのだが人間の絡み合い、人情、道義、武士道を描いていて全6話を一気に見てしまった。実際には5日以上必要だったが、、。

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ずっとこれまで杏、、”きょう”さんだとばかり思っていた。それが”あん”だなんて、、良かったよ人前で話題にしなくて、何で渡辺杏子にしないんだぁ~、、(笑)。最近こんな風に一文字名とかカタカナ名とか訳が判らないし読めないのだ。

 

配役がとても魅力ある布陣で北大路欣也が扮する秋山小兵衛の若い女房に貫地谷しほり、息子に斎藤工、その剣術仲間の女剣士に杏が扮している。この辺は常連さんだが途中交代があり何時の間にか高橋光臣とか瀧本美織に代わっていたのには面食らった。

 

① 御老中暗殺

② 剣の誓約

③ 鬼熊酒屋

④ 陽炎の男

⑤ 手裏剣お秀

⑥ 婚礼の夜

 

と合計6話だったが何れも見応えのある時代劇だった。