
フランク・シナトラ一家の一員として多くの映画にも出ていたしそれ以前にはジェリー・ルイスとお笑いコンビを組んでいたのだ。決して演技派って訳じゃないのだが歌手としてそりゃもう多くのレコードを出しているし団塊世代なら知らない人はいないだろう?ダメかな?

最初が”サイレンサー/沈黙部隊”(66年)、それから”サイレンサー/殺人部隊”(66年)、”サイレンサー/待伏部隊”(66年)、”サイレンサー/破壊部隊”(68年)と立て続けに制作されている。何れも最初の原題が”The Silencers"だったが邦題は”サイレンサー”を冠にして全然関係のないタイトルだ。後年こんな手法がスティーブン・セガールの”沈黙”シリーズに生かされたんだろうか?

何れもお話的には荒唐無稽で同じ設定でも007シリーズとは違ってお笑いの要素、、と言うかおバカな要素が多くて見るに耐えないってのが真相かも?アメリカのスパイの場合はCIAに所属するか全く別の組織を作り上げるっきゃないのだが何れも世界征服や殺人光線を発明しようとしている悪人を相手にプレイボーイ、マット・ヘルムが悪に立ち向かうと言う構図なんだがイギリスのスパイものとは雲泥の違い、”それ行けスマート”風なお笑いじゃないのだが”スパイ大作戦”とは全然違う、、緊張度が欠落しているのだ。
よせば良いのに4日間、途切れとぎれに最後まで見ちまった、、時間を返せ~、、って気もしないではないがこの期間めちゃくちゃ忙しかったのでどっちにせよナニを見ても印象は薄かっただろう、、。