”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ザ・エッグ ~ ロマノフの秘宝を狙え”(09年)

2009年の映画で主演はモーガン・フリーマンアントニオ・バンデラス、しかし乍ら当時はコロナの”コ”の字も流行してないと言うのに本国では劇場公開には至らず”いきなりビデオ”、、日本では10年になってやっと劇場公開にはなったようだが、センター前にポトリと落ちるヒットにはならずだった、そりゃ”ザ・タマゴ”だなんて邦題が悪いんじゃないか?ああ、逆か、邦題は後付けかな?せめてタマゴなしの”ロマノフの秘宝を追え”だけで良かったんじゃないでしょうか?

原題は”Thick As Thieves”と見事なオヤジギャクみたいだが監督はミミ・レダーで過去にはジョージ・クルーニーニコール・キッドマン主演の”ピースメイカー”(97年)とか、”ディープ・インパクト”(98年)等のレフト前、ライト前のクリーン・ヒット作を連発している。

 

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映画の主人公はリプリー(M・フリーマン)、、どうもこの名前は”太陽がいっぱい”を思い起こすな、、と呼ばれるNYでは伝説の大泥棒として有名な男、キース・リプリー)で、引退前の最後の大仕事として4000万ドルの価値があるロマノフ王朝の財宝「インペリアル・イースター・エッグ」の強奪を計画する。

新たに手を組んだ相棒のガブリエル・マーティン(アントニオ・パンデラス)と共に、厳戒態勢が敷かれている建物の金庫内に侵入にする。だが、完璧だと思われた矢先、彼らの計画は思わぬアクシデントによって次々と狂い始める。その背後にはN.Y.市警、FBI、さらにはロシアン・マフィアの謀略が複雑に絡み合っていた……。by一部ウィキ

なんだが終盤に二つヒネリが加算され意外な展開になって行く。先日宇良が決めた”居反り”みたいなクライマックスだった。

 


宇良居反り

それなりに最後まで見れたがもう一度見ろと言われてもちょっとね、、007とは大分違うんだな、これが。最初っからお金を払えと言われても、、でも見てない事には対価の価値があるのやら、、内容は判らないしそうなると”タマゴ”は普通見ないわな。

タマゴはやっぱりハードボイルドに限るぜ、、こんなヤワなタマゴは性に合わなかった。