”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”人生の特等席”(12年)

クリント・イーストウッド関連でこの映画も、、”人生の特等席”だと?こりゃヒドイ邦題ベストテンにノミネートしてやりたい、、。原題は"Trouble with the Curve"と言うのだが、端的に考えれば”カーブは苦手”って事だがその内には実直に人生を送って来て曲がった事は嫌い、、それに背景は野球界の内幕の事なのでやはり”カーブ”は打てない、、(これは映画の最後にその意味が判る)なのでそれに引っかけたタイトルとも取れるのだ。

イメージ 1最高の人生の見つけ方”とか”ベンジャミン・バトン数奇な人生”それにかの名作、”素晴らしき哉、人生”とかあったが恐らくこれに引っかけた邦題ではなかろうか?でも野球ファンとしてはもうちょっと捻って欲しかったかな、、。でも”トラブル・ウィズ・カーブ”じゃなかっただけ良しとしよう*1

映画はごく単純明快、、;

家庭を顧みず、メジャーリーグアトランタ・ブレーブスのスカウトマンとして生きてきたガス(クリント・イーストウッド)は長年名スカウトとして腕を振るってきたが、ここのところ年のせいで視力が衰えてきていた。彼の最後のスカウトの旅に手を貸したのは、父との間にわだかまりを感じ続けてきたひとり娘のミッキー(エイミー・アダムス)だった。妻を亡くし、男手ひとつで育てた娘との旅の最後にそれぞれが見つけた人生の特等席とは…。

イメージ 2と言う事なんだがこれは実在のチーム名が出て来るブラッド・ピット主演の”マネー・ボール”(11年)、それに背景はアメリカン・フットボールだがケヴィン・コスナーがチームオーナー一族のGMに扮してドラフト会議で最後の大芝居を打つ”ドラフト・デイ”(14年)それにやはりケヴィン・コスナーが数々演じたスポ根ドラマ(主に野球が背景)と対等かそれ以上の出来具合だった。

イーストウッド爺にとっては”グラントリノ”以来の出演でメガフォンを持たずに主演に徹したのは”シークレット・サービス”(93年)が最後だった、。う~ん、、何となくこれは以前書いた記憶があるな、、でも折角ここまで書いたのでご容赦を、、


ストライク度☆☆☆☆
配役好感度☆☆☆☆










*1:´∀`