”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

モーリタニアン (21年)-邦題未定

チョイと気になる映画がやって来る、、多分。主演はジョディ・フォスターベネディクト・カンバーバッチでタイトルは”The Mauritanian”(恐らくそのまま”モーリタニアン”となるのでは?)これは正式にはモーリタニア・イスラム共和国の事で立地的にはアフリカの北西部に位置する。

 

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その内容だが(トレーラーを見る限り)、9・11にニューヨークへの自爆テロを企てた容疑者の一人としてグアンタナモへ収監されたモーリタニア人が6年の長きに渡り公聴会も裁判も一切開かれずそのまま牢獄へ繋がれている。

その彼の”容疑”を確かなものにする為に呼ばれたのが弁護士を務めるナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)って事になる。このホランダーさんは実在の法廷弁護士で軍事裁判の専門家とか、、。

 

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これがクリント・イーストウッド監督の作品だと何となくどういう展開になるか読めるが劇場用長編を監督するのはお初と言うスコットランド生まれのケヴィン・マクドナルドと言う人だ。なのでさっぱり先が読めない、、。

予告編で見る限り、このモーリタニア人は”オレは潔白だ、、”と弁護士に語っているしどうもナンシーさんも彼は容疑者じゃなくて”現場を見た目撃者”だったんじゃないかと疑いだす。映画の背景にはこれまで公聴会も弁明も裁判さえも開かれず量刑が言い渡される事なくグアンタナモにそのまま収監されているイスラム系の人間がゴマンといる事でそれらを一件ずつ検証し、立件して行く事の重要性に眼が向けられているようだ、。

アメリカ国内での公開予定が来年の2月19日となっているが果たしてそのまま上映されるのか、、それともいきなりネット配信なのか?早い話、彼方で公開されてもそれがそのまま日本でも配給される保証はない、それに東京止まりってケースもある、そうなると最初っからネット配信された方が見れるチャンスは増えるかも??