こいつは率直に嬉しいニュースだ、このコロナ禍で映画制作もままならないし2020公開予定だった新作007だって延期延期とロードショーが伸びている。そんな映画界にあってこのミュージカルの名作が今年の年末に蘇る。
監督はスティーブン・スピルバーグ、そしてタイトルは”ウェスト・サイド・ストーリー”だ、恐らく1963年の公開時は”ウェスト・サイド物語”だったがリバイバル時に”ストーリー”とカタカナになってしまい今回もその線で行くような?個人的には断然、”物語”の方が好きだしあの”ロード・オブ・ザ・リング”だってナンで”指輪物語”じゃいけないんだか、、サッパリ理解出来ない。見るだけで瞬時に理解出来る漢字表記の方が断然日本的で目を引くと思うのだが、、。
オリジナルが公開されたのは1963年、それが58年後の今年の年末にあのスピルバーグ監督により劇場公開となる。かなり以前からそのニュースは報道されていたのだが此処へ来て使われる曲目は全てがオリジナル版と同じ、って事が判った。全部一新して新曲ってのも期待してたがそうは行かなかったようだ、。
このおっちゃんがスピルバーグ監督で右側がマリア&トニー、、となると左側の二人がベルナルドとアニタって事になる。
無論配役は全然違うのだが、、それにプレビューを見る限り背景はニューヨークのウェストサイドには違わないが何やら近未来的な雰囲気になっているし今度はナイフじゃなくて拳銃が出て来るようだ、。対立するグループも名前は違っているし、、まあ筋書きは同じで現代版”ロメオとジュリエット”を継承しているようだ、。
当初は原曲は使わず全部新たに作曲されるとかの報道もあったが結局は古いオリジナル・バージョンに落ち着いた、って事は曲の目新しさはないので演技陣の活躍に頼るっきゃない。そうなると今度はリチャード・ベイマー、ナタリー・ウッド、、リタ・モレノやジョージ・チャキリスにラス・タンブリンを超えられるんだろうか?技術的なダンスの基本やあの躍動感に関しては今の技術をもってすれば遜色ない作品に仕上がっているとは思うのだが、、。それにしてもコレは楽しみだ、何とか早期に日本でも買い付けてデカいスクリーンでロードショーして欲しい。