”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

"帰らざる河”(54年)

これまで数多くのマリリン・モンローを見ているがこれはトップスリーに入りそうだな、。特に好きな女優さんって訳じゃないし、、逆にかなり苦手かも?でも”お熱いのがお好き”、”七年目の浮気”、”ナイアガラ”とこの”帰らざる河”では彼女の魅力が満開だった気がする。

この映画、ジャンルとしては西部劇だろう、、ロッキーの大自然を背景にオットー・プレミンジャーが監督し共演にロバート・ミッチャム、ロリー・カルホーンが配され危険な河下りをクライマックスに持って来たプレミンジャー監督らしい硬派な作品だった。

主演のマット(R・ミッチャム)が離れ離れになった9歳になる息子を探しに西部の町へやって来る、、その息子の世話をしているのがケイ(M・モンロー)で酒場の歌手と言う役どころだ。父と息子は新しく手に入れた農場で新生活をスタートさせるのだが、、それで終わってしまうと映画にならない、。

 


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これは終盤、酒場で主題歌を歌うケイ(マリリン・モンロー

 

そしてケイの元カレがやって来て二人で新生活を始めようと意気込みは良いのだが乗って来た筏が急流に飲まれあわやと言うところでマットに助けられる。それからが大騒ぎ、、元カレのハリー(R・カルフーン)はいかさま博打で持ち逃げして来た現金があり何としても早急に金鉱の権利を登録する為に役所へ行かなくてはならない、。

ところが先住民の襲撃があってマットの農場は焼き討ち、更には急いでいるハリーと対立したりで結局、マットと息子のマークとケイの三人はやむなく激流下りをする事になる、、っとそんなお話だ。

決して嫌いな西部劇じゃないのだが他に秀作が山とあるので残念ながらボクのランキングには入って来ない、、。

 

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