”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”Bosch : Legacy” (22年)

アマゾンが独自に制作したTVシリーズで既にシーズン7までは配信済でハリウッド警察署の刑事さんとしての活躍は終わっている。そしてこの新シリーズは”Legacy"と副題が付きボッシュ刑事がロスの私立探偵として活躍するストーリーになっていた。

 

 

以前から予告編は見ていたし主演のタイタス・ウェリバーのインタビューも見ていたが何時から配信されるのかはすっかり失念してた、、それをあっちのブログでオネムさんが教えてくれて早速今朝、一気に配信されている分の4話まで見る事が出来た。

警察署は辞めたが今度は娘のマディ(マディソン・リンツ)が警察官になり下っ端の巡査としてパトカーで街を巡回する役だ。更には前シリーズではボッシュの宿敵でもあった敏腕弁護士のハニー・チャンドラー(ミミ・ロジャース)がこのシリーズではボッシュの力強い弁護士として大活躍している。

それと愛犬のコルトレーンはこのシリーズでも健在、ボッシュの相棒として出ている。前のシリーズから引きずっている事件が根底にはあるが、、今回は冒頭、私立探偵にはお決まりの失踪人捜査が絡んで来る。

それも資産家のヴァンス(ウィリアム・デバイン)が死期が近い事を悟ってボッシュに半世紀も前に別れたメキシコ人女性と生まれたハズの子供の消息を調査して欲しいと依頼が来る。その捜索人が太い縦糸になり警察官になったマディが直面する色々な問題、そして前シリーズの終盤、凶弾に倒れたハニー・チャンドラーが真犯人を告訴すべく奔走する様子が横糸になり回が進む毎にその縦横の糸がこんがらがって行くのだ、。

 

 

今シリーズではエピソード2でタイトルバックに脚本、Naomi Iizuka と書かれているのを発見した。彼女は東京生まれでその後、世界各国を転々とし生活されていたようだがイエール大学、USCのサンディエゴ大学を得て今は教壇にも立たれているようだ。WOWOWで配信されている”TOKYO VICE”にも脚本を書かれているがご本人はプレイライト(舞台劇の脚本家)として活躍されているとの事だった。

こうして東京で生まれた女性が海外で立派に活躍されているのは実に逞しく嬉しくなる、もうこれで途中で止める訳には行かないぞ、。