”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

管理人はつらいよ、、

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昨年の10月に前のマネージャーから引き継ぎその時に”このテナントには注意しなさいよ、、”と言われていたモンスター・テナントがいた。何でも最初タウンハウスを借りる為に申し込みに来た時は身なりも言葉使いもしっかりしていて感じが良く即審査をパス、ご入居となったらしい。

ところがその後が問題だ、、3ヶ月ほど経過した頃から車は勝手に所定位置に留めず自宅前に路駐、毎週回収に来るゴミ出しも勝手な場所にゴミ缶を出す、早朝からガンガンとラジオのボリュームを上げる、親子3人なのだが喧嘩か虐待か家中で大騒ぎ、毎年定例の害虫駆除にもドアを閉ざしたまま、3ヶ月毎の定期インスペクションも拒絶と列挙にいとまがない。

家賃だけはちゃんと予定日に払い続ける、、これにはほとほと困った。幾ら家賃をちゃんと払ってくれても周りの住人からは苦情三昧、この住人のお陰で一杯気分を何度中断されただろうか、、無論TVの映画鑑賞も再三中断されている、、。

州がテナントと大家双方の保護の為に設立している所謂”レンタル協議会”にも申し立てをしているのだがこれとて特効薬にはならない、、そこで対話が肝心とばかりこの2ヶ月は正式文書として問題点を書き連ね改善を要求、同時に直接会話を目論んで何回か足を運ぶも全て拒絶される始末、、。そして2週間ほど前にお向かいに住む住人から再度緊急の呼び出しだ、、おっとり刀で駆けつけると遂に路上で双方が言い合いをしているじゃありませんか。まあまあと割って入り今度はやっと双方の主張を聞く事が出来た、とは言っても一方的に此方のモンスター・テナントの言っている事が理不尽でハナシにならないのだが、、。まあ結論から行くと賃貸契約は1月30日が満期、それを盾に立ち退きを通達しちまった。

無論タウンハウスの所有者は投資物件とし所有しているだけなので何処か地方に住んでいてこの顛末は何もご存知ない、それをいい事に”30日を持って所有者が移り住むそうなので契約の更新はしない、従って出て欲しい”。それが主旨でこれまでの数々の行状には一切触れなかった。そうは言っても果たして本当に出て行くのだろうか、、それが心配でこのところ食欲もなかったのだが昨日正式に”代理人”なる人物が来て週明けになるが出て行く旨の通達があった、、、ほっとしたぜ、それで昨晩は思わず祝杯をあげちまった。

既にご当人には内緒だが新しいテナントは決めてある、、今度こそこんなへんてこりんなテナントは御免こうむる、、しかしなあ、事前にそれが判れば世話はないいっそウソ発見器でも導入してやろうか?来月からはもっと頻繁に映画館に通える事を切に願っているのだが、、、新米管理人を余りイジメないでくれよ~。