ひょっと庭先を見るとコイツまだいる、、かなり長い時間、キョロキョロと辺りを見回しているが一向に飛ぶ気配がない。仲間とはぐれたのかそれとも待ち合わせか、、エリーが気付く前にどっかへ飛んで行かないと大変だぞ。
種類も判らないがそれこそ手が触れる距離にいても動じない、これじゃエサを強請っているようにも見えるが野生の鳥だし手にエサを乗せて近づく勇気はないな、、。まあ自然の多いなかだし緑はいくらでもあるんだから普段の生活には困らないんだろう、現に仲間か別の種類かは判断出来ないが朝や夕方にはそりゃもうウルサイくらいにピーピーやっている。なかでもクッカバラと言う笑いカワセミ、コイツはでかいし本当に人間が笑っているような鳴き方をする。突然やられるとビックリしちまう、、。
カラスにいたっては元来アタマが良いんだろうゴミ缶の蓋を持ち上げてなかを漁る芸当までやってのける。しっかりと蓋をしてないと辺り一面にゴミが散乱する事になるのでコイツには気を付けないと、管理人泣かせな鳥だ、、。ポッサムは此処に引っ越してからは出くわさないが何処の一軒家にも必ずや何匹かは居住しているそうな、そんな程度の小動物なら可愛いもんだが、、。
こうやって見ている間にエリーのお出ましだ、、見た途端に何とも形容し難い声で鳴いている、、”そこはアタシの居場所よ、、”とでも言っているんだろう。すばしっこく飛びついたりしたら困る、早く仲間の所へ飛んで行け、、、。
