これはこの９年間お世話になったキッチン。調理台はヘボい４連電気コンロだった。遂にコイツも平たいかIHにして欲しい、と言われ続け結局そのままに、左の奥は冷蔵庫置き場、幅が狭くてこの台所にピッタリ収まる日本製を買ったのにそれももうない、、。対面のカウンターで両方に座れば５人は座れたもので鍋からすき焼き、鉄板焼きと大活躍した。このカウンターは結構気に入っていたのだがもう日本じゃ無理だろう。
こっちはソファもテレビもなくなった居間、左のドアが玄関で右は事務所に直接入れる。
その更に右のスライディングドアを出るとエリーの運動場、、まさにエリーの額。
これは普段は書庫、、たまにはエリーの個室、一応ラップトップを置いて作業出来るようにはなっていたしソファがあったので家内の昼寝の間だった。
そんなで今日はプロのクリーナーが６時間かけて掃除、次にカーペットの清掃業者がやって来てこれまた３時間掛けてスティーム清掃、お馴染みのエリーの黒い毛も無くなり新品とは言わないが文句は出ないまでに回復した。
しかしまあ①知人に引き取って貰う、②民泊に持っていく、③既に日本へ上陸しているダンボール４０箱とは別に別送品として空輸されるもの、④廃棄処分、、とリサイクルじゃあるまいし４種類にも行き先が分かれているのだ。そしてこの④たるや、、１．５m四方の大きな普段は草木や庭の始末に使う布製の袋が３袋、、そして家の備え付けの２４０リットル入りの例のゴミ缶、こいつが４缶必要だった。
それに①～③だって半端じゃないのだ。もう二度と引越しはやりたくない！それが本音である。民泊へ行ってからエリーが落ち着かないのか夜中になるとミャー、、ギャーとうるさいのだ。それとなく先日上に住むカサンドラさん一家に聞いたら全部エリーの声は筒抜けらしい、、”こんなにうるさいなら出て行って”と言われないようせんと、しかし寝不足だ。
明日はいよいよ引渡し式、、２時半にやるそうだがこっちは弁護士からの電話を待つだけとか、その時点で遂に我々の家ではなくなるのだ。全く不自然と言っても良い程に感傷的にはなってないしもう絶対に振り向きたくもない。住人よアバヨ、、
