”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

機内じゃ映画三昧に限る

何と言っても往復22時間もある。その気になれば幾らでも見れるはずだが、、現実には狭い機内でしかも座席の裏に張り付いた画面だから前に座ったヤツが椅子を倒せば見にくくなるし機長のアナウンスが入ると中断する。しかも奥の席に座った人がトイレに行く時には立たなくてはならずやれおしぼりに食事だ、お飲み物は、と来るのでうるさい事おびただしい、、やはり映画は映画館に限るわい。そうは言ってもおれないので最初は;
“IronMan 2”(アイアン・マン 2)何時の間にかロバート・ダウニーJrの当たり役になってしまった感があるが原作はマーベルのコミック本。何故か“1”も見たが此方も同じような展開、今回の悪人にはミッキー・ロークが扮しているが例の“レスラー”以来ずっと同じメイクと衣装ってのが面白い。そう言えば“エクスペンダブル”でも同じだったな、、。
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“Green Zone”(グリーン・ゾーン)、これはマット・デイモンがボーン・シリーズでコンビを組むポール・グリーングラス監督がシリーズの合間を見て撮ったような映画。しかし実話に限りなく近くサダム・フセインが隠していたとされる細菌兵器の所在を巡って軍及び議会での虚々実々のやり取りを描く緊迫した映画。こりゃ本当にそうだったんだろうなと思わせる部分が沢山あり興味尽きない展開だった。
 
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“Clash Of The Titans” (タイタンの戦い)、リメイク版だが今回はアバターのにいちゃん、サム・ワーシントンを主演に据え大掛かりなCGをふんだんに取り入れた大作に仕上がっている。しかしどうも神様同士の一騎打ちでどうもこの手のギリシャ神話にまつわる大時代劇は設定が困難な上、アポロンとかメデューサなどの背景やそれに至る経緯が判らないともう何が何だか、、理解するのが難しい。リーアム・ニーソン以下の配役陣は凄い。そこで口直しに;
 
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“Date Night”(日本の劇場公開の予定はない)、ステーブ・カレル主演のロマンチック・コメディ。何も不自由のない中年夫婦、マンネリ生活を打破する為に毎週一回、二人してデートに出掛ける。そんなある週、ニューヨークのとある有名なレストランに揃って出掛けるが予約が取れず他人の名前を呼ぶマネージャーに思わず自分らが手を挙げてしまう、、そこから生涯忘れる事の出来ないトンでもない一夜に発展していくのだが、、。アクションありお笑いありでテンポ良く進んで行く、どうも日本じゃこの人の人気もイマイチだがこの手のコメディは買い付けて貰えない、はっきり言って大人のコメディなのだが以前“アウト・オブ・タウナース”と言う映画でスティーブ・マーチンゴールディ・ホーンの夫婦が田舎からニューヨークへやって来て色々大騒動を起こすコメディに通じるところがあってとても脚本が面白いのだが今の若者映画ファン層のお好みとは微妙に違うような、、自然配給会社でも劇場上映には至らない。しかしお隣の韓国や香港ではちゃんと配給されているのに、日本文化は特殊なのか、、この手の映画を受け入れて貰えないと言う事は、、。 そして又、同じようなロマンチックなコメディ;
 
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“The Back-Up Plan”(上記と同じく日本での劇場公開は予定なし)、主演はジェニファー・ロペス。ニューヨークで優雅にペットショップを経営するゾーウィは大の子供好き、赤ん坊が欲しいが相手がいない、自分の年齢も考えてそれじゃとばかりにシングルマザーを覚悟して人工授精を受ける事に、無事に診察室を出てみるとドシャ降り、慌ててタクシーを停めるが同時に反対側からも青年が飛び乗って来る。それがきっかけで交際を、だが彼には先日の初対面は人工授精した帰りだとは言えずにどんどん日にちばかりが経過して行く、、Jローは本当に妊娠していた頃に撮影されたらしいがハナシが前後するのでこれは一体何時撮ったのか、最後のシーンを最初に撮ってお腹が大きくなってからハナシを戻したのか、、いやあれはメイクで作ったお腹じゃなかろうか、、と考えていたら終わっていた。主題歌も彼女が歌いそこそこに面白い、、まあ機内で見るには最適じゃなかろうか、、途中のアナウンスで中断されても別にお話が判らなくなる訳じゃないし、、、。
 
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“The Bounty Hunter”(賞金稼ぎ)なのだが主演がジェニファー・アニストンのコメディ仕立て。元夫が元妻をターゲットとして賞金稼ぎの対象として探し回るのだが以前のブラピ&アンジーのアクション満載“Mr & Mrs Smith”とは大分違う。あんなド派手なアクションではなくもっと地味な映画だがこれもどちらかと言うとコメディ・タッチ、新聞社に勤めるジェニファーは離婚後立派に自立して毎日特ダネを追っている。元夫の彼は警察官から転職して今はプロの賞金稼ぎ、とは言っても実在する職業で裁判所からの出頭命令に違反して出て来ない輩を追っかけて引っ張り出すのが役目、それを依頼するのはボンド屋と言われる釈放保証金業者、最終的には呼び出しに応じないで召喚されるべき本人が払うことになるのだが、、。この二人はもう何年も前に正式に離婚しているのだがある事件の目撃者として出廷するはずのジェニファーが出廷義務を反故にしてしまい元夫に追われる立場に、、そして最後はメデタシ。
 
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で都合6本を、最初のアイアンは行きに残りは全部帰路、やはり映画を見るのは疲れるものだ、でもやはり映画館で見ないと、、。こうして見て書いてみてもつい一昨日だと言うのにもうドレがどの映画だったか、、ダレが何処に出ていたか、ゴッチャ混ぜになっています。ちゃんと映画館で見たものは覚えているんだがな。