”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ホース・ソルジャー”(18年)

原題は”12 Strong"なんだが邦題は、、”ホース・ソルジャー”、そう来るか?これは9・11アメリカはニューヨークへのテロ攻撃の直後のお話で実話に基づいたアメリカ特殊班のお話だ。そのテロ攻撃への報復として”12 Strong”と言うのは文字通り”12人の頑強な男たち”が一致団結してアフガニスタンタリバンの拠点を攻撃、そして壊滅させると言うまさに”武勇伝”である。

確かに馬に乗ってしか行かれない場所を攻撃するので”ホース・ソルジャー”であることは間違いないのだが、、おっさん世代ではそう言われると西部劇で南北に分かれていた頃の”騎兵隊”を思い出してしまうのだ。

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主演はオージーのクリス君、彼がキャプテンとしてアフガニスタンへ志願する、。

もう殆ど脚本は要らない、、って感じのアクション編、かの”ランボー”が一人で戦った”怒りのアフガン”に似ている。この主演を演じたクリス・ヘムズワースは今やオーストラリアNO1の人気、CMからテレビのインタビューにと引っ張りだこだ。ヒュー・ジャックマンと肩を並べているかも知れない。

この映画にもクリス・シャノンが出ている。今回は悪役じゃなくてネルソン大尉(C・ヘムズワース)を補佐するスペンサー役だった。おっかない顔をしているがこんな役柄でホッとした。

事実に基づいたお話なんだが”9・11”と同様なテロを画策されないようにと対タリバンへの報復壊滅作戦、なので彼らの存在さえも極秘、って事は公に彼らの活躍が報道される事もなかったそうだ。唯一残っているのはニューヨークのワールドトレードセンターが再開発された場所に設置された彼らを称える銘板だけらしい。


イメージ 2映画の最後に”銅像が、、、”とかテロップが流れていたので調べてみたらありました。この銅像、”America's Response Monument"と言ってワールド・トレード・センター内にあるリバティ・パークに建っているようだ。

”非公式”には”ホース・ソルジャー像”と呼ばれておりこの映画で活躍した兵士たちを称えるもの、11年に設置されている。