”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

こよなく愛したクルマたちよ、、

思い返すと結構クルマが好きだった、、リトルリーグで挫折を味わって年月は大分経過するが車の免許証が欲しくて18歳と同時に教習所通い、友人が一緒だったので互いに競うようにして最短時間で免許を取得した。そこで先ず最初に買ったのがこれ、バイトで稼ぎながら必死で頭金を確保、36回払いだったかで新車、36万円のホンダN360を買ってしまった。
 
軽自動車で空冷、イメージ 1色はグリーンだったがクラッチの繋がりが悪く、セカンドからサードに入れるにはダブルクラッチを踏む始末、勿論エアコンなどは付いてないので夏は暑かった、、初めての遠出では箱根の山越えに苦労したっけ。結構お気に入りで僅か一年で5万キロも走破した。今になって考えればおもちゃみたいなものだがこれでもマイカー一号、これを皮切りにこれまで何台乗り継いで来ただろう、、ボケた記憶を頼りにその遍歴を書いてみたい。
 
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それから一年、次に欲しくて手に入れたのがこれ、やはりホンダだが今度は完全なるスポーツ仕様、S600である。色は黄色で友人から中古で買ったのだが、、残念ながらどうも具合が悪く名義を変更する間もなく売り手に返してしまった。チビながら出足も良く新車で買ったのなら長い間お付き合い出来たのにと思うと本当に残念だった。
 
それから暫らくニュージーランドにいたのでそこではモーリス・ミニクーパーを長期レンタルしていた。これは勿論初めて乗ったのだが小回りは利くしガソリンは食わない、ダッシュボードには何の飾りもなく丸型計器の前にはハンドルがにょきっと出ているだけであくまで機能を重視したデザインは好感が持てた。
 
 
 
 
 
 
イメージ 3このクルマは末永く乗っても良かった、、と今でも思う。最近のはデザイン自体にはさほど変化がないがもっと機能的になり小型車とは言えないくらい充実しているらしい、、年齢と重ねると今度はこんな車がお洒落で良いかな、、。
 
そして日本へ帰国して買ったのがコレ、、。何せ販売されたばかりのデモ車的なものを知人のセールスマンに頼み込んで回して貰った。しかも社名や車体に付いているエンブレムや両サイドミラーを全て外して貰い穴埋め、塗装をやり直してセブリングのドアミラーに変更(当時は法令ギリギリ)、フォグランプを長いノーズ下のグリルをくり抜いて設置、普段は見えない状態で車名、メーカー名も何処にも見えない懲りようだった、、確か117万円もしたっけ、、。
 
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友人にガソリンスタンドを経営する整備工がいて良くチューンアップをしに行ったり手塩にかけただけあって今でもこのクルマに愛着が一番ある。当時夜勤勤務もあったので定期整備点検に出す予定が延び延びに、まあそんな点検に出さなくてもちゃんと面倒を見ていたのだが先のセールスマンの紹介で来た若い担当者が”自分が工場へ乗って行き、帰りも乗って来ますよ”でその好意に甘えたのが行けなかった、、帰路渋谷の交差点で事故りこの長いノーズが全損状態、本人も肋骨を数本折り重傷、この愛車とも泣く泣くお別れとなってしまった、、。