”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

愛車遍歴、2

フェアレディの遭えない最後、、、これは情けなかった、で壊したヤツの退院を待って現場検証、それまでは毎月の支払いも容赦なくやって来る。やっと全損で事故処理、しかしオレにはもうクルマがない。そこで販売代理店を相手どって賠償交渉、その間約半年もかかったがやっとの事で同じ新車を入手した。そんな苦労をしたにも係わらず新車だろうが何だろうがもう愛着がわかず此処は分相応のクルマに乗るべしとの戒めだと自分に言い聞かせあっさり売却してしまった、、。
 
イメージ 1それから少しして買い込んだのがこれ、色は白で当時流行っていた黒のレザートップ、しかし中古で左のドアは開きもしない、、まあ15万だからしょうがないか。これに黒い帽子、上着に白い手袋を常備、お抱え運転手の出来上がりだ。このお陰で検問や酒気帯び検査は一切パス、ホテルの駐車も楽チンで”ご苦労さん”で何時もフリーパスだったっけ、、今じゃ考えられないような時代だったな。
 
 
 
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でもやはり、、後ろめたい気持は続かない、そこで買い換えたのがブルバードU。出たばっかりでこりゃもう完全なファミリー仕様、この辺りからクルマはスピードを競うものじゃない、性能なんかはそこそこに壊れず、経費も安く、信頼出来る事が一番だ、、と自身でも微妙な変化を感じ始めた、、。結局この車には長い間お世話になったしかも無事故、無違反、、イヤ、一度有楽町の交差点でタイヤを縁石にぶつけて右側の前と後ろを同時にバーストさせた事があったな、、それに広尾では坂下で追突もやらかしたっけ。大事には至らず、このクルマには感謝している、、よく我が家を守ってくれたよな、、。
 
時代は流れて、、大げさか。ロスに赴任、先ず最初にやったのが免許証取得、そして車のリース契約。選んだのがこれ、
 
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フォードのグラナダと言う車で4ドアセダン、完全なる社用車である。確か月額240ドル程度だったが3年契約で更新或いは買取も可能とか、、。まあ最初の3年で良く走った、、何せ空港送迎からデイズニーランド送迎まで、大きな市内を東西南北くまなくセールスに走り回った時代である。
 
そして家内が乗っていたと言うか私用で買ったのがこのオールズモービルデルタ88、中古で日本へ帰任する人から買ったのだが、、まあ子供もいるしデカくて安全、少々ぶつかっても壊れないのが良いと言うからこれにしたんだがそりゃもう戦車みたいな車、、V8でアクセルを踏むと身体がガクンと座席に押し付けられる、、一度パンク修理をしたのだがタイヤの重さにジャッキが負けてアスファルトの地面に刺さって沈む事があった。
 
イメージ 4前も後ろ席もベンチシート、子供なら8人くらいは平気で乗れたし未だシートベルトもそんなに煩くなかった時代、しかしある日家内が高速道路を運転中にエンジン部分から火を噴いてこれもそれまでの寿命、、今でも家内に”アンタ殺す気だったでしょ?”と言われるよ、、。そこで今度はちゃんと下調べをしてからシボレーのインパラ、、中古だったがこれはちゃんと最後まで走ってくれた。
 
 
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そんなこんなのロス生活だったが最初の3年が過ぎて先のグラナダを買い取って家内用にしようと思ったのだがシャフト部の磨耗が激しく買い取りは勧められないとか、、ホントウかな?で結局又、3年リースで今度はこれ、オールズのカトラス、濃紺で4ドアセダンだがこれもちゃんとお勤めを果たしてくれた、、勿論事故ナシで3年、契約満期に伴って後任者が来る前に再度同じ仕様の新車を契約、色はこんな感じで薄いブルー、結局6年少しで3台を乗り継いだって事になる、、私用車は火を噴いたヤツとその後任で買ったインパラで都合2台だったかな、、。