雪ならホワイト・クリスマスで許せるが何ともこの季節には珍しくブリスベンは連日、雨模様、、。長期予報によると今日２３日は時々にわか雨、しかし明日のイブから来年７日はずっと本格的な雨だそうな、、と言う事は初日の出は一週間過ぎるまで拝めないって事になる。
３０度を越す猛暑にはならず助かるがこりゃ２０年此処にいるが初めての経験だ。これじゃつかの間の夏を満喫しようと押しかける観光客や休みを利用してシドニー、メルボルンから親族同士集まる人達も大変だ。何せ普段はＢＢＱと相場が決っている、自宅の裏庭やパティオ、果ては近所の公園まで出向いて集まるのが大好きな人達もプランＢを想定しなくてはならない。一般の勤め人も今日は昼で終業、明日から４連休となる。
管理人もやる事は一切やったので暫しノンビリ、、でも事務所は開いているので来たいヤツは来い。それが聞こえたのか今朝は何と５時に２４号のおばあちゃんから携帯へ電話、、流石に寝ぼけ声で出ると”今、散歩から帰ったんだけどアンタのうち、ガソリン臭いよ、、”最初は一体何が起きたのか判らなかったが慌てて外へ出てもちっとも臭わない、、、ガソリンたって色々あるしな、、そりゃ排気ガスだって同じじゃないか、、出火でもしてりゃ朝っぱらの５時だろうと電話して来ても良いが～、、、もうすっかり目が覚めちまった、、○○ばばあめ、！！何処に鼻を付けているじゃい？自分が早くに起きているったってそんな事で人まで起こすかぁ、、。
街のイルミネーションも何か寂しげ、、雨にうたれて人の出も少ない。折角今年は特大のツリーが市庁舎前に飾られたがその点灯式もどっしゃ降り、、見物人も早々に帰ってしまったそうだ。都市部から離れた遠隔地は雨の影響で陸の孤島化しているところも沢山あるような、、道路が寸断されており物資の輸送もままならない。
降らなきゃ降らないで給水制限だのシャワーは一人４分以内に、、などと州政府が広報にやっきになっていたのがウソみたいだ、、今度は降り過ぎてダムからは放流中、市内を流れるブリスベン河も満潮時には溢れるんじゃないだろうかと心配事が尽きない。昨晩のＴＶニュースでも市内のビルで地下に駐車している通勤者はそのまま週末を駐車して置かないで標高のある場所に移した方が良いだなどと言っている。
そんなブリスベンの年末です。どうか皆さん、楽しいクリスマスと良い新年をお迎えください。
