”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

建設ラッシュの影で、、

現在のブリスベン市内は至るところで大規模な開発が進み建設ラッシュである。元より市内の繁華街はタテ、ヨコ6つくらいの通りが走っているだけだった、、縦の通りはジョージとかアルバート・ストリートのように男子名、横はメリー、アン・ストリートなどと女性名が付いている、ニューヨークの1~8番街や通りを数字にしてくれりゃもっと簡単なんだがそれでも通りの数が少ないので判りやすいのだ。

確かあれは89年、川沿いで”世界万国博”が開催されたんだった。それが近代化への第一歩だったと聞いているのだが当時は市内の目抜き通りにはトロリーバスが走りクイーンズランド州では一番の都会とは言われていたがまだのどかで人口だって80万人程度、、その万博開催に向けて高層ビルが計画され日本からも”日本館”建設に向けて大量の人材が派遣されて来たらしい。それから30年近くが経過、今や150万都市として大きく変貌している。

イメージ 1シドニーメルボルンが400万人都市となりオーストラリア第三の都会として自他共に認められている。その温暖な気候から移り住んで来る人も多くその人口流入に輪をかけるように至るところに高層ビル建築用のクレーンが立ち並んでいる。そんなに急激にやって大丈夫かい?と心配するくらいなんだがこの所、テレビ等の報道で危惧していた”不具合が発覚”、頻発しているのだ。

数年前のクリスマス・シーズンには消費者団体から指摘され大量にリコールされた幼児用おもちゃ、、不純物を含む塗料が使われていたり、指を挟んでしまう不具合な構造やら壊れやすいチープな商品、、”安かろうヤバかろう”的な商品が大量に棚から撤去され衣料品などにも色落ち、縫製のいい加減さなどが指摘されていた。

そして今度は派手な店舗展開を推進しているIKEA、ご多分に漏れずブリスベン市内にも数箇所あって何時も家族連れなどで賑わっている。

イメージ 2その店舗でこれ又、大量に指摘されリコール商品の対象として消費者に注意が喚起されているのが、、、こんな感じの簡易設置型棚、。廉価で手軽に組立られ大小、色々な形や色の商品があるのだが子供が下の段に足を掛けると簡単にひっくり返ってしまうらしい。

強度が弱く子供の体重でも軸が折れてしまうと言うのがそのひっくり返る理由とか。そしたら今度はDIYのショップで大量に売られているこんなものまで、、、


イメージ 3

コイツは割と簡単に取替が出来、各家庭で重宝がられている、、実は我が家でもこれにするか、と調べていたのだがこれも残念ながらリコールの対象とか、、。無論大丈夫な製品もあるのだが共通するのは全部がかのお国”C国”からの輸入品だって事である。

この水道蛇口に関しては表面はメッキ加工されているのだが下部の根元に仕上げとして使われている塗料に鉛を含む有毒物が検出されたとか、、錆びやすくこの蛇口経由で水を飲んでいると何らかの健康障害を起こすらしい、、。

そして最初の現在建設ラッシュの現場に戻ると、、多くの資材の寸法と強度がバラバラらしい、、輸入元は今更返品も出来ず削ったりして急場をしのんでいると報道されているが最近建設省から監査が入り再検査の結果、明らかに寸法が違ったり強度が満たないものは輸入元の諸経費負担でリコールを命じられるらしい。

幼児用のミルクを初め多くの食料品などに関してはその使われている原料の曖昧さからか多くの消費者は既に敬遠している。この場に至っては上記項目や商品にかなりヤバい不具合が見つかりブリスベンの建築ラッシュにもちょっとした暗雲が広がりかけているようだ、。

”中国の「高速鉄道外交」、中止や延期が相次ぐ ”と言う今日のMSNニュースの見出しを読んで、そう言えばブリスベンでも何やらきな臭い状況が、、と思い出したのがこの記事だ。MSNによると世界18箇所で約束された高速鉄道建設では一件が竣工、5件が建設中、12件が計画中とか、。中止されたのが5件、でも計画中の12件中3件は中止が視野に入っているそうな。

以下は記事の抜粋;

なぜ、キャンセルされながらも、鉄道外交は推進されているのか。背景には、中国共産党政権による独自の「政商結託」の問題がある。中国政府との強い繋がりと保証を受けられる国営企業は、リスクを顧みず、借金を積みあげて、はばからずに損失を重ねている。計画が成功すれば、共産党国営企業の幹部の昇進に繋がる。

さらに、現地の経済事情に合わない高速鉄道計画を受け入れた国の多くは、中国からの援助や多額の融資を抱えており、中国経済への依存がますます強くなると警告している。
(翻訳編集・佐渡道世)【ニュース提供・大紀元

とまあそういう事になるんだ、、ブリスベンも他山の石とは言えんぞ、、こりゃ。既に大量の住宅開発やら個人住宅にも膨大なチャイニーズ・マネーが流入し一般のオージーには手が出せないくらいに価格を押し上げているとか、、その本質はこんな状況下に進んでいるんじゃなかろうか??クワバラクワバラ、、。

斯く言うワタシとてこの管理人業、華僑殿が”相場の倍払いますよ、”、と言って来たら迷うだろうなぁ~、、オージーがみんなそうだからいかんのだ、、だってオレももうオージーだしなぁ~、(-.-;)。


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