”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

電子書籍の効用

昨年末から日本でも本格的な電子書籍販売競争が激化、シャープやソニーが独自の電子書籍を手掛けている。先輩格のアメリカではこの分野、早々と本来の出版本の10%近くに販路を広げその勢いは業界大手の出版会社をも破綻させるまでに迫っているそうな、、。それだけPC経由でキンドル等の電子書籍が売れていてベストセラーもそれに準じてハードの出版物が電子書籍にとって変わられていると言う現実だろう。
 
今日の日本のニュースでは;
 
”昨年末より相次いで発売され、各社がしのぎを削っている電子書籍。しかし一方で、端末によって機能やサービスが異なるため、ユーザーからは戸惑いの声も上がっているようだ、、、、。”
 
途中割愛、、
 
「いずれの端末も一長一短がある」というのが現時点での評価であろう。小説を中心に読みたいというユーザーであれば「Reader」が向いているだろうし、新聞・雑誌が好きというのなら「GALAPAGOS」というところか。「いつでもどこでも」という利便性を追求したいのであれば、通信費を別途負担したうえで「biblio Leaf」や「SH-07C」という選択肢になるだろう。

 いずれにせよ、本格的な電子書籍の時代はまだ始まったばかり。自分に適した端末をじっくりと選び、“読み違え”のないようにしたいところだ。
 
と書かれている、、、。実は色々検討した結果、発売されたばかりのSONYの”READER”が一番私には適していると思い遥々日本へ旅行中の青年に強請って買って来て貰った。そして2ヶ月が経過、、、確かに便利だし当初予想したように読みやすい、海外に居住している我々にとっては重い単行本なり文庫を送る手間も省け、送料だってかかりゃしない、、読みたいと思う本を瞬時にダウンロードも出来素晴らしい商品である。
 
既に何冊か購入しているし全て読んでしまっている、、ところがだ、、、そう、これは当初から判ってはいた事なのだが現実には”読みたい”と思うソフトがないのである。小説、しかも海外の作者が書いた推理小説やミステリーのジャンルをこよなく愛しこれまでも読み耽っているのだが、、そのジャンルの作品がマッタクと言ってよいほどないのである。お金に代えられるものであればそれ相応の代価は惜しまない、仮に文庫一冊が800円として電子書籍の購入が1,200円になるとしても読みたいものであれば払う用意がある。ところが肝心の翻訳モノがマッタクない、、、流石に温厚なおっさんでも先日SONYに苦情を書いてしまった、、。ああだこうだ、、とハードを作っていっぱしに電子書籍でござい、、と言っても肝心の読みたい本が手に入らないではハナシにもならない。
 
日本はこの分野、出版元、版権元、翻訳者、、と特に整備が遅れているがそれを何とかするのが先じゃないだろうか、、ハードを先に買わせてソフトが追いつかない、、、そりゃないぜ。思えばその昔、レーザーデスクが発売されその後VHS方式やらに固執しビデオを普及させるのに長い時間がかかった、そりゃ買う方は先を見越して何が一番良いのか検討するのが常だったがそれと同じ事を2011年になってもやっている、、。
 
そんなで結局手元には置いてあるのだが読みたい本がない、、最初はその違うジャンルにも手を出そうと決心してたのだが、、アニメやハーレークイン、、、それにいかにも若い男女を対象にした暴露本、、それは買わないでしょ、、、、、で結局又、アマゾンやブックオフに逆戻り、、浮気してゴメン!クレジットカードの詳細を送りますからこれからもヨロシクお願いしまーす。