”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

プール周りの新規則

管理人としちゃプールなんか無くても良いのだが賃貸の人達が入居を決める際にはかなりポイントが高いらしい。そりゃ今年の夏のように連日33度ともなりゃプールは不可欠かも知れないが、、。
 
毎年必ずニュースになるのだがこれだけ一般家庭にも普及していて子供だって小さい時から泳ぎには慣れ親しんでいるハズ、なのに水の事故とバックでガレージから出庫する時の事故が後を絶たない。州政府でも昨年12月に新しい法律を策定し我々のような共同プール管理者にもそれに適応するよう通達がなされて来た。
 
まあ読んでみりゃあったり前の事なのだがやはりお役所仕事は何処へ行っても同じ、全く理にかなわないと言うかそんな”アホな~”と言う事ばかりでこの新法律に対応するのに結局総額600ドル以上の出費を強いられた、、こりゃもう役人の下請けで働く奴らを食わせる為の法律改定じゃなかろうかと非常にアタマに来ている。
 
イメージ 1何処もプールの周辺にはこうして鍵の掛かるフェンスが設置されていないといけないのだがフェンスから90cm以内には木や植木があってはいけない。このパームトリーは非常に鋭いトゲが出ていてとても手で触る訳には行かない、、当初コレも引っこ抜いて撤去しろ、と言われたのを何とか説得してこうして木の周辺を電動のこぎりで削り取りガードを巻きつけた。これなら小さいガキっちょでも足先を入れて登ることは出来まい、、。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2此方はフェンスに寄りかかるようにして植えてあった生垣の後、これも幹が強くなり足場になってそこからフェンスを越えられると言う理由で撤去命令。仕方がない、、おっさんは朝から汗みずくで地面を掘り起こし折角キレイになっている生垣を引っこ抜く作業、、1時間もかかって撤去したがもう何処へも持って行く場所がない、バケツの水に漬けておいて何処か別の場所を探そうとしているのだが、、残念ながらもう根っこがダメかも知れない、。
 
 
 
 
 
 
イメージ 3これは新しい人工呼吸方法などを書いたプール内に提示する非常時マニアル、、。これも最寄の消防署へ行けばタダで貰えると言う検査官の言う言葉を信じて消防署へ、、、それがやはり予想通りの対応だ。先方何の事かさっぱり判っていない、、最初は英語が通じてないのかと、、その法律改定は知っているが消防署で配布する何て通達は来ていないぞ、で結局は最寄のプール屋へ出向く羽目に。オマケにプラスチックと金属版と二種類あって双方とも有料だそうな。もう、ったくこんな事で、以前から提示されていたものと何が違うと言えば、心肺停止の脈拍数が違うだけとか、、おいおいそれだけかよ~、、で此方の心肺が急上昇だ。
 
 
 
 
イメージ 4さあこれでどうだっ!!
 
このパームの向こう隣りには3本も他の種類のパームトリーがあったのだがそれも伐採させられた。すると今度はその切り株が地面から20cm突き出ていた為にその切り株も処分せにゃならずこれは流石に素人には無理、業者を呼んで見積もりを取って本格的に大型グラインダーと呼ばれる機械を導入して切り株を切り刻んで掘り起こして貰った。その費用だって150ドルも計上だ、、。
 
経費はすべて管理組合費から捻出するのだが2週間かかってやっと此処まで、、これら写真を送って再審査になる。検査官を呼んで見て貰うと毎回出張費が120ドルとか、、そんなアホな、、と思っているのは此処の管理人だけじゃなくご近所で同じように管理人をやっている人達も同じだって事が判ったのであります。