”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

半年も行方不明だった猫

猫は良く”家”に居つくと言われる、、反面”犬”は個人に懐くので飼主から離れようとはしないしあくまでも忠実な性格である。この辺りが同じペットでも一番大きな違いかも知れない、、そんな猫だが飼っていた家族が引っ越してしまい一緒に新居へ、でも右も左も判らない、、、何を思ったか越した翌日、飼主が出さないようにしていたにも関わらず隙を見て網戸を破って脱走してしまった。出たいと思う気持ちは判るし窓の外に興味深々は理解出来るものの一旦外へ出てしまうとそりゃもう何が何だか判らない、幾ら臭覚があり帰巣本能があっても以前の家へ帰り着くのは至難の技だ、。
 
飼主が懸賞付きで電柱に張り紙をしようが新聞広告を出そうが全く知らん振り、我関せず、その期間が半年を経過、すっかり元の飼主はもう帰らないと決めて諦めていた、、。それが突然見知らぬ人から飼主へ電話が、、、”この数週間、庭でウチの飼い猫とつるんで遊んでいる猫ですがエサを魚に捕まえて首輪を見たらこの電話番号が、、”っで元の飼主へ電話が、、、。電話で聞く限りこの2週間くらいらしいのだが庭先へ忍んで来てその家の猫と遊んでいるとか、、どうもエサまで分けて貰っているそうな。最初は用心深く近づくとすぐに逃げてしまうとか、、やっとエサで誘き寄せ首輪を見てこりゃノラじゃないと言う事が判った次第。
 
それがこの猫です、、、、。
 
イメージ 1モノトンと言って生後1-2ヶ月で我が家に来た全身ふわふわのキレイな猫です。雑種ですが人懐こい性格、生のチキンが大好物、片時も人の傍から離れません。
 
この写真では両足に点滴を受けていたせいで毛を剃られた後がありますが至って元気、他にブリッキーと言う黒猫と四郎、それに今も元気なちびっこエリーが一緒でした。
 
そんな事件で半年も行方知らずでしたが一年後の再度の引越しにもめげずにずっと元気でみんな仲良く生活してました。
 
忘れもしない」ある年の7月7日、夜半に家内と帰ると家の前で車に轢かれたのかぐったり冷たくなっていました。普段は出掛ける前にちゃんと戸締りをして猫たちは外出出来ないのですがその時は、、、、、これが今でも悔やまれます。可哀想な事をしてしまいました、、当事住んでいた家は袋小路のどん詰まりの家なのでそんなに車が入って来るとは想像も出来ませんでした、、そんなペットたちには好条件だったので買った家なのに、、それが仇となってしまいそれから結局人間のほうが立ち直れず、、家を売却、、そして今住んでいるタウンハウスに越してしまいました。
 
先日ブログ友のお嬢さんがやはりシャノンと言う黒猫を亡くされました、、その記事を読んでいて思わず目頭が緩んでしまいました、、その緩んだ思いがこのモノトンを、、。