ちょっと古いけど”やるなら、今でしょ?”それに”お・も・て・な・し”など日本語には毎年流行るフレーズがある。それと同じような感覚で英語にも誰もがつい釣られて使う単語と言うのがある、日本語より断然息が長いのだが、、例えば”Cool”と言う単語、これなんかも我々がガキの頃は単に”冷たい”と言う意味で後はタバコのブランド、固有名詞だった。それが最近じゃ何にでも”Cool”、、格好良い、から素敵だぜ、イカしている、それに見事だよ、、まで何にでも使える便利な単語になってしまった。
そして最近特に目に付く、イヤ耳につく単語が”I Did Not See It Coming"と言うフレーズだ。端的に言えば”来るのが見えなかった”なのだが場合によっては”想定外だよ”から”どっから来たんだ”まで日本語で表現すると数々の意味になる。そしてこのフレーズ、気がつくと何処の映画にも最近使われているじゃないか、、前日のオスカー受賞式でもプレゼンターが言ってたし、映画の中のセリフとしても使われていた。
ちょっと暇に任せて調べて見たら何と最近の映画だけでもこのフレーズが42回も使われていた。変換バージョンとして単に”Did't See Coming"や”We"に変化している場合もあるのだがこりゃもう完全に流行りのフレーズと言っても良いだろう。特にアクション映画などでは敵が何処から攻めて来るのか判らずに”見えなかった”と言う意味にもなるし”油断だった”とも訳せるだろう。