”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”SPY/スパイ”(15年)

イメージ 1スパイ映画、、とは言っても完全なるコメディタッチ、主演の素人スパイを演じたのがメリッサ・マッカーシー、玄人スパイにジェイソン・ステイサムジュード・ロウが扮している。

此方で公開された時は”MA15"指定、”15歳以上限定”と言うか”準成人指定”だった。何でこんなお笑いスパイ映画がそんな指定を?、と思っていたのだが昨晩見てやっとその意味が判った。

これはもう完全にアメリカ主導で最近の映画がそうなっているのだがセリフが下品と言うか卑猥な表現ばかりで、、ぶっちゃけこれが現実の社会で普通に会話されている言葉なので、、準成人指定、ってのも笑っちまうよ。

このオーストラリアの実社会を見ていると高校生以上の世代は親も含めてこんな感じで喋っている、困った風習だ。日本語に吹替え或いは字幕を付ける場合でもそこまでの卑猥な表現出来ないのでは、と想像するのだがこの映画では主役のメリッサは勿論、彼女の上司になっているアリソン・ジャニーまで卑猥単語の連発だ。ちょっと前までは幾らなんでも女性がこんなに連発しなかったように思うのだが、、最近は含羞む表情などどこ吹く風、、実に堂々と連発するので見ているほうの居心地が悪い。恐らくこのブログで一番的確に表現しているであろう日本語を書けば”不適切な単語です”とYahooさんにお叱りを受け削除されるのではないだろうか??試す気はサラサラないが、、。

時代の流れさ、、と言ってしまえば”ハイ、ごもっとも”と返すしかないのだが還暦世代としては嘆かわしい、この習慣はアクション満載、、そして全てをCG撮影に頼る映画製作に準じているような気がしてならない。即ち、丁寧な脚本、台本よりもっと直接的で扇動的な言葉、画像作りに集約されて来ているような。何度も何度も繰り返し画面から流れる英語を聴き、学ぶ何て事は到底無理な時代なんだろう。

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