”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

続・二泊三日のミステリー

 
イメージ 1これが救急病棟の入口、フラフラしながらこの玄関口を通り受付でお決まりの住所、氏名、年齢を、、更に症状を述べる。
 
4月の時は受付でも慌ててすぐに車椅子を持って来てくれたのだが今度はそのまま奥の診療室へ、、オーストラリアは基本的には公共病院については無料で診察を受けられるのだがその扱いたるや凄いらしい、診察一つとってもかなり待たされるし入院ともなれば大部屋が普通だそうな、。
 
そんな状況なのでちゃんと定収入のあるオージーたちやリタイア組みは万が一の事を思い待たずに入れ待遇も良い私立病院で診療を受けれるように普段から高い保険金を納めている。
 
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こんな感じの処置室が5-6部屋ありその他に8人が入れる大部屋が隣接している。
 
やはり救急車で運ばれて来る患者さんもいて最初の2時間に3件くらいあったような、、此処で血圧、心電図、血液検査、更には寝たままレントゲン室へ運ばれ胸部撮影を、、。
 
初日は此処で色々検査され担当医に”じゃ、泊まりましょうかね”、、それで今度は病室へ、、其処で今度は専門医の診察。症状から過去の経緯、、とこと細かく説明させられる、、此処じゃ流石に”タイタニック”に舳先に乗っている感じです、、とかは言えなかったが”4月に続き二度目ってのがどうにも気になるんですよ”、、と先生には訴える。普段の仕事振りから食事やお酒の量まで、、と結構質問も奥が深い。
 
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先生も検査報告を片手にしっかり聞いてくれるのだが”何処にも異常はないな~、、”と考え込んでいる。
 
思案顔の先生、最後に”もう一泊出来ますか?”で結局MRIもやることに、、別に泊まらなくても出来るようなもんだがでもこの時既に夕方の4時を過ぎていた。でそのまま検査室へ連れて行かれ30分程度かかってこのチューブ状の中に頭を突っ込む羽目に、。
 
普通は私立の病院の場合、食事もボリュームがあって美味しいと言われるのだが今回は全くの空振り、スパゲッティ・ミートボールだったが量は少ないし冷めてて不味い、、これなら機内食のほうが良いくらいだ。その食事を無理やり食べて又、眠れない夜を過ごす事に、、、この二日間で多分3時間程度しか寝ていない。
 
翌朝、そのMRIの結果を持って先生がやって来たのだが”やはり何の異常もないね~、”結局二泊三日して諸々の検査をし合計6食も食べ、分厚い文庫本を一冊読み終えナンの異常も見られないと言う診断でした。
 
何でもないのにフラフラはしないと思うのだがもうこうなったら先生には抵抗出来ない。前回と同じ、”又、症状が出るようなら直ぐに連絡してください”の一言で無罪放免、、執行猶予付きかな??
 
救急の診察に400ドル、入院の諸経費が250ドル、、合計650ドルとこれがホテルならもっと豪勢な二泊旅行になったと思うとちょっと残念、そう言えば外泊は3年以上してないので今度は病院ではない場所へ週末旅行とでもしゃれてみるかな??あっ、、家内を忘れてた、、一緒に行くとなるとこの金額じゃ収まらない、、やっぱりダメだ、、やめて置こう、一瞬でもそんな気になった事は内緒内緒、。
 
と言う訳で皆様にはご心配をお掛けしました。最後のどんでん返しもなく”あっ、そう”って感じのThe Endでしたが余り無理をせず、暫くはマイペースでやる事にしました。
 
 
 
 
 
 
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