”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

マグニフィセント・セブン~!

もうそろそろこの”書庫”も閉鎖にしないといけないぞ、っで最後にこの30年の病歴、負傷歴を振り返ってみた。原題は”マグニフィセント・セブン”、、邦題は”素晴らしきドクター達”、長い間お世話になりました。

幸いな事に一度も救急車に乗ることはなかったのだがちょっと思い出してもこんだけあった、、;

鉄扉転倒右足首大出血事件 ー これは玄関先にあった大きな鉄扉が修理中に倒れて来て、向こう側に倒れりゃ何でもなかったのだが手前に倒れてしまい右足が巻き込まれザックリ、てっきり折れたと思ったが切り傷だけで助かった。でもタオルでグルグル巻きにして近くの救急病院へゴー。

呼吸困難肺炎勃発事件 - 日本からの帰りに機内で感染した風邪が悪化して遂にある日、呼吸困難に。丁度愛犬四郎の具合が悪くなりかけていた時だったが面倒を見ていると急に息苦しくなりこりゃ普通じゃない、、、と同上の救急病院へ、、。

立ち眩みふらふら事件 - ってのもあったな?これは何となくフラフラするかな、、を2~3日経験し今度は本格的に立ち眩みが激しくなったケース。これも即、先の救急病院行だった、。

床上大の字鼻出血事件 - これはいまだにミステリーだ、気が付いたら台所脇の床に寝ていて家内がのぞき込んでいる。どうやら鼻から出血しているようでタオルで必死に拭いている様子だけは鮮明に覚えているのだが、、。

呼吸困難の時は入院を余儀なくされその病室で手にした新聞広告がのちの管理人業に繋がっている。ああ、そうだもう20年も前になるがヘルニアの手術でも入院したっけ??なのでこの30年間、入院は二回だけで都合6泊くらいじゃなかったか?

イメージ 1オーストラリアじゃ”GP"と呼ばれる家庭医を持ってないとその先の専門医のドアにたどり着けない仕組みになっている。88年に初めて上陸したこのブリスベンでたまたま事務所が同じビル内で開業していたイェーツ先生に健康診断のお世話になってからはずっとこの先生が我が家の家庭医だった。

どの専門医へ行くにもこの先生の紹介が必要でそれこそ腰痛から鼻出血事件や網膜剥離まで、、歯医者さんの治療は関係なかったような、?

今回もこのイェーツ先生のお陰でやっと急性感染が治まりつつなのだが、、長い間、本当にお世話になりありがとう御座いました。

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此方の女医さんは”必殺仕事人、インプラントのレイチェル”と呼ばれるブリスベンじゃかなり有名な先生らしい。その早業は凄かった、、しかも”ちょっとチクっとしますよ”っと言うタイミングが微妙にズレていてこっちが構える頃には終わっているのだ。

そりゃ目ん玉が飛び出る料金だったが(一時は日本へ帰ってやろうかと真剣に悩んだ)素晴らしい腕でした、しかもアフターケアーがちゃんと確立されていてもう逃げられませんって感じで定期点検は半年先、一年先、、と通知が追っかけて来るのだ。

無論普段のアフターケアーは助手の先生が担当しているがこの先生に行き着いて本当に良かった。

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これはイケメン・ルーク先生だ。オーストラリアじゃ何故か誰も白衣は着てないのだ。病院でもそうだが手術着以外には普通の背広、、それもスーツだったり替え上着だったりとマッタク医者らしくない。

ヤシの木の葉っぱが右目をかすり何週間も赤目が取れない時があった。普段検眼でお世話になっているグレース嬢経由でこのルーク先生の元へ行き小さな葉っぱのカスを発見、、そして行きがけの駄賃に小さな網膜剥離も発見してくれ二度に渡りレーザー手術をやって貰った。

”何年後かに白内障もやろうかね?”と言われていたのだが先に家内が世話になっちまった、、オレはいまだに執行猶予中、かなり詳しいこれまでの履歴資料を渡されているので日本の眼医者さんへ渡すだけになっている。

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これはドクター・ロディン、、オーストラリアでは少ない皮膚科の先生だ。庭木に大きく育っていたブーゲンビリアの棘が腕に刺さりそのまま残って化膿、、皮膚を突き破る状態に。

それとハワイには特有なプルメリア、、見ている分には何でもないのだが茂るとそりゃもう大騒ぎ、、何せ葉っぱがデカくて冬場になって落ちると掃除するだけで大変な事になるのだ。そいつを少し鋤いてやろうとやったのは良いのだが幹からジュクジュクと白い液状のものが出てくる。そいつを後で洗えばよか、、とやっていて大変な事になりこの先生のお世話になりました。もうかゆみ腫れの繰り返しで散々だったっけ、。

最初の10年は医者って誰が行くんだ、、何てアホな事をほざいていたが結果、加齢と共にこれだけ色々なお医者さんにお世話になっている。それも最近の10年間は充分に払った保険料を取り返しているような気もする。医者と銀行家と弁護士は大切にするんだよ、、とその昔、祖母が言ってた事があるが現代はお医者さんだけでたくさんだ。

そんなで最初にヘルニア手術でお世話になったジョンストン先生、歯医者のリンダ先生や検眼医のグレース先生、、とワタシの”マグニフィセント・セブン”の完成でした。日本に帰ったら今度は一気に”ダーティ・ダズン”か??(解説:67年、ロバート・アルドリッチ監督の戦争大作”特攻大作戦”の原題”The Dirty Dozen”)