”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

カンサス・シティの優勝

2015年のメージャー・リーグも昨日終わってしまった。予想では今日も明日も見れると思っていたのだが何の事はない圧倒的強さでアメリカン・リーグのカンサス・シティ・ロイヤルズがナショナル・リーグの覇者、ニューヨーク、メッツを打ち負かしてワールド・シリーズを4勝1敗で優勝だ。

イメージ 110月になりナ・リーグア・リーグから夫々上位4チーム(ワイルドカードも)がプレイオフを勝ち上がり合計10勝しないとこの栄光は手にできない過酷な戦いの結果、しかも西海岸から東海岸と3時間も時差のある距離を移動して戦うのは大変な事だろう。下馬評ではトロントブルージェイズ、、それにセントルイスカージナルスが最後に対戦するような気がしていたのだが何の事はないメッツとロイヤルズが残り、最後はロイヤルズの独壇場だった。それにしても全試合、仕事と映画を放り出して見ていたがロイヤルズの戦い振りは凄まじい。

無論何処のチームでも初戦にはエースを投入してくる。そりゃ近代野球でのエース級はそんなに簡単に打てるものじゃないのだがロイヤルズは打者が二巡するまではじっくり相手を見てくる。そしていよいよだ、、エースが投げる”これでもかっ”と言う極め付きのタマをファールで粘る、、、そして又、粘る。決して諦めず自分の狙うタマが来るまでそうやってファールで凌ぐのだ。そしてフォアボールででも出塁しようものならすかさず盗塁、それも二塁だけでは満足せずに虎視眈々と三塁も狙う、そうなると外野フライで一点。

そんな日本式野球がしっかり根付いている。これは多分にコーチ陣の指導、監督の裁量だと思うのだが現に日本式野球がベースボールクラシックでも認められているようにかなり有効な手段である事は間違いない。そりゃヤンキースのように派手さはないがこうして先発全員で勝ち取った勝利は大きい。要するにこう言う勝ち方だと今回のメッツのように中心打者がスランプで全く打ててなくても自然にチャンスが巡って来て相手を圧倒出来るのだ、、しかも敵陣が焦るからエラー続出。

昨晩も9回、1アウト、、2対1でロイヤルズが絶対不利な状況、三塁前のゴロで万事休す、さてメッツがこれで2勝だよ、、と思った瞬間トンデモない事が起きた。三塁から送球を受けた一塁手、ベースを踏んでこれで2アウト、普通に本塁へ投げれば三塁ランナーが突っ込んで来ているので楽々アウト、ダブルプレーで試合終了だった。それが本塁へ投げたボールが捕手の右手へ大きく逸れて暴投、ランナーの方がこれにはビックリ、、で楽々生還して同点だ。そして延長になり今度はロイヤルズの打線が爆発、、一挙に5点を取り敵地で栄冠を手にしてしまった。

4月に始まったメージャー・リーグ、今年はさほど目立った日本人選手の活躍もなく寂しいシーズンだったがこれで162試合の長丁場も終わり。又、来年のシーズンまでは楽しみがなくなってしまった、、思いがけず野球が早く終わってしまい、今日は嫌々ながらプール際の掃除へ、、そしてこれからの5ヶ月、暑い時期を乗り越えなければならない、今日は既に33度だと、、未だ春先じゃなかったのかぁ??


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