原題が”The Eagle Has Landed”(76年)、邦題は”鷹は舞おりた”、もう一本が”Where Eagles Dare"(68年)、”荒鷲の要塞”だ。FOXのクラシックチャンネルで放映されていたのを何を勘違いしたのか”荒鷲の要塞”を見るつもりだったのに収録されていたのは”鷹は舞おりた”の方だった、、。”鷹”(ホークスじゃなくてイーグルス)同士なので混乱したようだ。
この”舞いおりた”ほうは主演がマイケル・ケイン、ドナルド・サザランド、ロバート・デュバルで珍しい事に全員がドイツ軍将校役、そしてプロットはイギリス首相ウィンストン・チャーチルを拉致しようと言う誠に突飛な発想の映画だった。
時代は43年、チャーチル首相がイギリス南部の田舎町に滞在する情報を得たナチのスパイや親衛隊が現地に配置してある親派の協力を得て彼の身柄を拘束しベルリンへ連れて来ようとするスリリングなお話である。
原作はジャック・ヒギンズと言う戦争モノを得意とするイギリスの作家、前述の”荒鷲の要塞”はアリステア・マクリーンの戦争冒険小説で彼の後塵を配している感もあるがベスト・セラー作も多く他のペンネームも駆使して実に多くの小説を書いている。
監督は”大脱走”や”荒野の七人”で有名なジョン・スタージェス、、残念な事にこれが最後の監督作品になってしまった。
チャーチル首相の拉致、、これは”ジャッカルの日”のドゴール大統領暗殺計画にも匹敵する重大戦争秘話なんだがどうも普段、イギリス人やアメリカ人として見慣れているマイケル・ケインやロバート・デュバルがドイツ軍将校ってのがチョイと馴染めない。しかも全編英語のセリフだし、、。
それに実に長い、、、145分と言う長編作で途中思わず意識が遠のいたかも、、やはり映画は2時間以内に収めてくれないともう辛いかな??
先の”007/スペクター”はやはり148分だったがこれはもう3年振りの新作、”終わらないで~、、”と祈る気持ちが優先し夢中だった、、トイレだけは心配だが今回は予告篇が上映されている最中に行ったので余裕で座っている事が出来た。席に戻ったらライオンが吠えていたのには焦ったが、、、。
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