以下がこれまで公開された007映画なのだがその中からベストテン(?)と言うか人気のある主題歌がリストアップされ、投票でベスト・ファイブが選ばれていた。過去に公開された007シリーズは15年現在、全部で24作品ありそれももう半世紀を優に越しているのだが、、、。
以上は"オリジナル”ショーン・コネリーがボンド役。
6 ★女王陛下の007(69年) by ルイ・アームストロング
これだけは何故かジョージ・レーゼンビー、、、。
7 ★ダイヤモンドは永遠に(71年) by シャーリー・バッシー
この作品ではショーン・コネリーが呼び戻された、、。
9 ★黄金銃を持つ男(74年) by ルル
11★ムーンレイカー(79年) by シャーリー・バッシー
12★ユア・アイズ・オンリー(81年) by シーナ・イーストン
13★オクトパシー(83年) by リタ・クーリッジ
これら7本はロジャー・ムーア主演でまさに荒唐無稽の007時代だった。
15★リビング・デイライツ(87年) by a-ha
16★消されたライセンス(89年) by グラディス・ナイト
この二本はイギリスの舞台俳優、ティモシー・ダルトン、、、そりゃ俳優としての実績、演技力では他を圧倒していたのだが、、僅か二本だけの007出演、。
18★トゥモロー・ネバー・ダイ(97年) by シェリル・クロウ
19★ワールド・イズ・ノット・イナフ(99年) by ガービッジ
20★ダイ・アナザー・デイ(02年) by マドンナ
この4本はピアース・ブロスナン、こりゃ制作者としては”してやったり”の抜擢だし時代にマッチしたそれなりのボンドだったんだが、。
23★スカイフォール(12年) by アデル
24★スペクター(15年) by サム・スミス
カジノ・ロワイヤルに抜擢されたのがダニエル君、これはある意味では背水の陣で望んだ映画化、第一もうイアン・フレミングが書いた原作がない、、それでもって過去に戻ってカジノロワイヤルを、、しかもそれをリブートして007を再生した。これが大当たり、、、このダニエル・ボンドが演じる事になった4本は完全に原作者イアン・フレミングの意向を覆す、想像を絶する展開になっている。
っとなっていて53年間に23曲が各アーティストによって歌われている。デイム・シャーリー・バッシーだけが3回登板しているがどのアーティストにとっても007の主題歌を歌うと言う事は世界レベルにて発信され、大ヒットが期待されるので自薦他薦(水面下で)そりゃ大変な数の応募があるそうな、そんな過去の23曲から人気トップの曲が発表されていた。まあ多分におっさんの意向が反映されてもいるのだが、、しかし映画ファンサイトIMDbで投票された曲が上位を占めている。
このポール・マッカートニー&ウィングスが歌った曲は絶大なる人気がある、007の主題歌と言うだけじゃなくて単独に彼らのオリジナル曲としての評価も高いようだ。
”ロシアより愛を込めて”、甘い歌声、シリーズ一二位を競うアクション映画の対極にあり圧倒的な支持を得ている、、、ワタシのだが、。とてもスパイ活劇の主題歌とは思えない、、その意外さもあって今でも人気は高い、マット・モンローの名前を一躍有名にした名曲かも知れない。
時代は一挙に現代へ飛ぶ、、これはアデルが歌う”スカイフォール”、、歌詞からしてもう映画の内容をそのままに語っているような素晴らしい曲ではないだろうか??彼女自身の作詞作曲とあってこの一曲だけで評価はうなぎ登り、、もう3年も前に発表された曲だが007ソングとしての評価はトップ・ランキングだ。
最後は今回の最新作”スペクター”から、、、これも前作と似たような背景でボンドの苦悩を歌詞にしたような雰囲気、映画の内容にかなりマッチしているとファンからの支持、評価もダントツで高い。
さてこれから何処までその評価が上がって行くのか、、日本で公開された後のファンからの反応が楽しみだ、。
そしてこれは番外編としてワタシの好きな一曲、サッチモ(ルイ・アームストロング)が渋い声で絞り出すように歌うのは”We Have All The Time In The World"と言うタイトルで使われたのは”女王陛下の007”だった。映画をご覧になった方ならこの歌詞の意味がご理解頂けるのだが007が”オレ達には世界中の時間があるのさ、、”と柄にもなくジェームス・ボンドが神妙にそしてしんみりさせる名曲である。