”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

終の棲家 豪州編

イメージ 1どこぞのリゾートホテル??と勘違いしそうだがこれが最新式豪州風、リタイアメント・ヴィレッジである。

此処を目指すオージーは無論かの場所を”終の棲家”と目論んでいるんだろう、、そう言えば英語じゃなんと言うのか??”Final Resting Place”じゃ”墓場”みたいだし、、生きているウチにもう此処が最後の家だ、、と表現するには”Final Abode"かな??

全体の人口から行けば日本よりは断然少ないしシニア層の比率だって日本みたいな事はない、、がしかし戦後、日本で言う団塊の世代はオーストラリアでも多いはずなんだが実際に人口の年齢構成を見ると総数2400万人で男女とも60才未満が殆んど同数である。ピラミッド図形にすると0歳児から60歳に達するまでの比率が同じに推移しており誠に理想的な比率になっている。

って事は働き盛りの若い世代が我らロートル世代を支えてくれる訳で何と65~69歳の比率が男女とも同じで全体の僅か2.5%である。70~74歳になると1.8%、、それ以上は1.3%で80~84歳になるともう0.9%とかになってしまうのだ、、これはちょっと聞き捨てならない数字だな。日本はこのピラミッド図形で詳細を見ると、、案の定、、60歳から上の数が圧倒的に多いのだ。しかも寿命が長いことでもありオーストラリアの80歳以上の比率が0.9%に対して日本は1.6%女性は2.4%にもなっているのだ。

なれどオーストラリアの0.9%に入っておれば総人口から見るとこの広い国土にたったの21万人でしかない、、それに比べ日本はあの狭い国土に80~84歳は200万人以上って事になる。こりゃ圧倒的にジジイ&ババアには優しい国って事にならないだろうか?それにどんな医療施設でも年寄りは優遇してくれそうだしそんなに混んでて待たされるって事もないだろう?そんな数字の裏付けから検索して見つけたのが先の”終の棲家”、リタイアメント・ヴィレッジなんである。

無論こんな施設はピンキリのピンピンかも知れない、、ちょっと覗いたら購入価格が40万ドルからする、、それって1ドル=80円換算にしても3200万円じゃないか?それに毎月掛かる経費、詳細は夫々違うので、、と断りがあって個別に問合せをしないといけないのだが恐らく四半期単位で10万円はいくだろうな、、。

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これは価格帯が40万ドルの物件で寝室が二つ、夫婦二人なら余裕の広さだしガレージも車一台分付いている。

エアコンとか天井のファンは常備しておりリフォーム済みだそうな、、そりゃちょこっと歩いて近所のコンビニへって訳にはいかないしNHKが見れる訳でもない、、一応緊急時にはスタッフが何でも対応してくれるとは書いてあるが、、炊事洗濯その他は全部自分たちでやる事になっている。

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これはキッチンらしいが日常品その他は最寄りのスーパーから配達も可能。しかし今日はサンマが食いたいとか土用のウナギんなんてのは絶対に無理だそうだ。

まあ精々ピザの配達なら大丈夫だろう。



う~ん、、、これは良く考えなければ、、日本、オーストラリア、日本、オーストラリア、、まあ選択肢が多いってのは良い事だし、、。こんな環境での老後生活、想像してなかった訳じゃないのだがワタシは良いとしてもやはり家内は内心日本に傾いているようだ、別に親類縁者もいないし住める場所さえないのだがそれでも言葉、食料、環境、、色々考えると、やはりそうなるのかな??

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