”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

同性結婚


オーストラリアでは遂に国民投票の結果、賛成多数で承認されその結果をもとに先日連邦政府の議会でも賛否が問われた、。そしてキャンベラの国会で承認されこれで晴れてオーストラリア人は”同性”でも正式に結婚が認められる事になる。

”パートナー”と呼ばれていたが(男女間でも使われる)英語では”SameーSex  Marriage"、、或いは”Gay Marriage"と表記されるのだがそうなるともう”ハズバンド”とか”ワイフ”って言い方は無くなるのか?これは率直な疑問だ。

しかし日本のような戸籍謄本も抄本もないので個人として持っているモノは”出生証明”だけ、そして住所を特定するものはこれまた”住民登録”なんてものはないので免許証かパスポート、或いは公共機関から発行されている電気、固定資産税、銀行口座証明、市税等の書類だけである。結婚に関しては”Marriage Certificate"なるものがあり役所の窓口へ提出する決まりがあるにはあるのだが特にその書類が必要になった事はない。普通に”既婚”か”未婚”かと聞かれる、或いは記載するケースもあるがそれだって昨今は個人情報の開示じゃないのか、、と言われ”宗教”その他同様に本人が記載しない限りそれを聞いたり問うことも出来ないそうな、、。

この管理人業に於いても”性別”、”年齢”、”職業”、”人種”、”宗教”等は聞けないしそれがテナント募集に際して成否の判断材料としてはいかんらしい、、”免許証”その他公共サービスの支払い証明、それに”収入”の証明は問えるし雇用者に連絡する事は出来るのだがそんなのはやってもすぐに辞めたりするしこの8年やっていて余り意味がないって事が判って来た。そして今度はこの”同性結婚”、これまでだって”結婚”してるかどうかだって聞けないし”入居はするのは何人ですか?”程度で”その人とのご関係は?なんてのは御法度だった。じゃ今さら結婚したってこちとら関係ないわな。


イメージ 1この青空にはためく旗はゲイ・カップルのシンボルマークだそうな、歴史的には01年に始めてオランダで承認されたそうでオーストラリアはアルゼンチン、ベルギー、ブラジル、カナダ等の先輩諸国と並びその一員になった。

このオーストラリアはうちの集合住宅だけを見回しても断然離婚率は高い、因みに日本が現在1000人あたり1.5の離婚率だとすると此処は2.2になっているとか。これは普通に男女の場合なので今後この数式がゲイカップルに当てはまるかどうかは不明だ。

イメージ 2

さて日本の場合はどうだろう?このジイさんの目が黒いうちは恐らく話題にもならないだろうなぁ~、。子供作って家庭を持ちたい、、じゃその場合の養子縁組やら別腹出産はどうする?とそっちの方から先に解決を迫られるだろう、、。



まあこれが先進国たる所以なんだろうが、、権利ばっかり主張せんでもうチョイと働けよ、、と言うのがこのジイのつぶやきだ。今も若い兄ちゃんが仕事中に肩の骨にヒビがはいったとかで療養中だ、でもしっかり洗車はしているし子供を抱いて買い物にも行っている、、手厚い保護で労災がきいているんだろうが全然困ってない。むしろ怪我でエンジョイしている雰囲気だよ、、。