日曜日の今朝、長年親しんだこんな大型家具が一挙に無くなった。オーストラリア製だが上のはお酒のグラスや下段にはワインボトルを並べられる棚があり真ん中の扉を開くと鏡張りの”バー・カウンター”が出て来る仕掛けが付いている。右のは完全に食器棚で日本製のお重やら古い食器を収納していた。
この上のは本来三点セットで揃いの棚、ウチでは上部が壊れてしまったので(以前引越し時に業者が落として分解)テレビ台としてこれまで使っていたもの、。
右のラウンドテーブルは元は”ウォッシュ・ホワイト”だったものを周辺の藤を張り替えてそのついでに塗り直ししたものでコイツは30年毎日使っていた食卓だ。
これ以外には日本から担いできた桐の整理タンスが二本あったがそれはもう処分、この4点と椅子6脚は若いご夫婦の元へ引き取って貰った。こちらでは極く一般的な事なんだが車の後ろにつけて牽引するトレーラーに全部乗せてハイ、さよならだ。
こんなスタイルで奥行が2mちょっと幅は車に合わせたサイズらしいがそれでも1.4mくらいあった。
ビックリたまげたのはそれだけでは終わらないのだ、何とこのオージーのご主人、そりゃ体格はクリス・ヘルムズワースみたいだが現役の警察官、それもかなり上のランクでしっかりトレーニングもしているし若い連中を指導する立場とか、、。っで奥さんと二人であらよっとばかり全部を荷台に上げ手際よく縄を掛けそのまま朝日の輝くなか去っていったのです、、これには我々は空いた口が塞がりませんでした。
アタシャ仕切りのガラス板を3枚持つだけでフラフラしているのにあっと言う間の出来事でした。此処で又、腰が痛み出したら大変なので完全に傍観者を決め込んでましたがこれが二階から下ろすとか上げるだったらと思うとよそ事ながらゾッとした。
お二人共結婚して結構日が経つし別に不自由はされてないと思うのだが貰ってくれて我が家はスッキリです。これで残るのはテレビに二人がけのソファが二組、長年親しんでいたものが徐々に無くなっていくのは寂しいけれどもう後戻りは出来ません。残る5日間にどんな結末が待っているのやら、、。