”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ファースト・マン”(18年)

久し振りの洋画鑑賞、J:COMが540円で字幕版を配信してくれたのでやっと見る事に、、無論この”ファースト・マン”は人類初めて月面に降り立ったニール・アームストロング船長の事だし彼が月から地球へ語り掛けた”That's one small step for a man, one giant leap for mankind”と言う言葉にはリアルタイムで胸を熱くさせて貰った。

イメージ 1彼がアポロ計画で実際に月面に着陸したのは在学中、東京は有楽町の○○新聞社でバイトしている頃で社会部のデスクの周りに記者連中が大勢集まりテレビ放映の画面に釘付けになっていた記憶がある。

映画の方は多分そんな手法で来るだろうなぁ~、、と想像してた通りの演出で全編がアップ画面を多用したドキュメンタリータッチだ。こんな場合は"Inspired by true story”と違ってあくまで実際に起きた事や船長自身の胸の内を吐露しているので最初っから奥さんとは何となくぎくしゃくしている雰囲気だ。現に38年も連れ添った最初の奥さん、ジャネットとはその後別れてしまう。それに二人目の奥さんとは付き合っている期間が前妻と被っているのだ。日本じゃそれは不倫って言うんじゃないのか?

Yahooの解説には、;

ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再び組んだ伝記ドラマ。人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を描く。ジェイムズ・R・ハンセンの著書を『スポットライト 世紀のスクープ』などのジョシュ・シンガーが脚色した。共演は『蜘蛛の巣を払う女』などのクレア・フォイ、『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェイソン・クラークカイル・チャンドラーら、

となっていて最初の奥さんを演じたのがクレア・フォイ、、先の”蜘蛛の巣”とは大分印象が違うのだが最初の女の子を亡くしたりこんな偉業を得てアメリカン・ヒーローにもなったと言うのにやっぱり別れるにはそれなりの理由があったんだろうなぁ~、、。

同じような宇宙から地球へ帰還する映画としては”ゼロ・グラビティ”は限りなく見ている側の心拍数が上がったし果たして帰って来れるのか?とドキドキもんだったが此方はジェミニ計画時の事故は勿論、当時のジョンソン大統領の肝入り計画だしロシアに負けるな~、、等そのままどうなったかも周知の事実なのでドキドキ感はそれ程なかった。この辺りがやはり忠実に事実を再現するケースでは緊迫感が乏しくなるって事は避けては通れない?

それと監督のデイミアン・チャゼル、エンドロールで流れる曲がどうもラ・ラ・ランド風なのだ、やはりあっちの映画は☆☆☆☆だとするとこっちは☆☆、、気張って1/2ってところだろうか?